AI ツール

Avoma AI 商談記録自動化 営業の議事録作成をゼロにする活用法

Avoma のレビュー — AI ツールカテゴリ
評価⭐ 4.2 / 5
提供元Avoma, Inc.
カテゴリAI 商談記録・会話分析

商談が終わるたびに議事録を清書し、顧客管理システムへ手で転記する。営業 1 人あたり毎週数時間を消費するこの作業を、AI 商談記録ツール Avoma はほぼゼロに近づけます。本稿では現行料金、録音から顧客管理システム (CRM) への自動入力までの仕組み、日本語対応、そして中小企業の営業チームが議事録作成を手放す導入手順を編集部で検証しました。

読了時間: 約 6 分 / 対象: 中小企業の営業責任者・個人事業主

編集部の見解として、Avoma の価値は「録音できること」ではなく「議事録の清書と CRM 転記という、営業が最も嫌う後処理を消すこと」にあります。商談数が多いほど効果が出るため、週に 5 件以上オンライン商談がある中小企業の営業チームにこそ向くと判断しました。

Avoma とは何か — 商談記録に特化した AI 会話プラットフォーム

Avoma は、Avoma, Inc. が提供する AI 会話記録・分析サービスです。Zoom や Google Meet などのオンライン商談に AI が同席し、録音・文字起こし・要約までを自動で行います。

単なる録音ツールと異なるのは、商談後の「後処理」まで AI が肩代わりする点です。要約から次回アクションを抽出し、フォローアップメールの下書きまで生成します。

中小企業の営業現場では、商談そのものより「記録と共有」に時間が溶けがちです。次のセクションでは、その作業がどれだけ減るのかを編集部の試算で示します。

議事録作成がどれだけ減るか — 導入前後の比較

商談 1 件あたりの後処理時間を、編集部のシミュレーションで比較します。あくまで一般的な営業担当者を想定した目安であり、実際の効果は商談の長さや内容により変動します。

商談 1 件あたりの後処理工数 (編集部の試算)
導入前 (手作業)
  • 商談中のメモ取り (商談に集中できない)
  • 議事録の清書 20 分
  • CRM への転記 10 分
  • フォローアップメール作成 10 分
  • 合計 約 40 分 / 件
導入後 (Avoma)
  • 録音は AI に任せ商談に集中
  • AI 要約を確認・微修正 5 分
  • CRM は自動入力、確認のみ 2 分
  • メール下書きを調整 3 分
  • 合計 約 10 分 / 件

編集部試算: 1 件あたり約 30 分削減。週 5 件なら週 2.5 時間

この試算では、週 5 件の商談で 週あたり約 2.5 時間が浮く計算になります。営業担当が複数いれば、削減効果はその人数分だけ積み上がります。

💡 編集部のヒント: 削減できた時間をそのまま「商談件数の上乗せ」に回すと、Avoma の月額は数件の追加商談で回収できる水準です。後処理の短縮を「コスト削減」ではなく「商談数の増加余地」と捉えるのが効果的です。

次のセクションでは、その効果を得るためにいくら必要なのか、料金プランを整理します。

💰 料金プラン — 月 $19 から、無料トライアルあり

Avoma の料金は 1 席 (録音する営業担当 1 人) あたりの月額で、年払いと月払いがあります。録画を見るだけの閲覧者は無料です。以下は公式料金ページの年払い価格を、1 ドル約 ¥150 で編集部が円換算した目安です。

主要プラン 月額 (年払い・1 席あたり / 約 ¥150/$ で換算)
Startup
¥2,900
$19 — AI 議事録・1:1 日程調整
Organization
¥4,400
$29 — カスタム要約・グループ日程調整
Enterprise
¥5,900
$39 — 統制機能・最低 10 席

プランごとの違いと、追加プランの有無を表で整理します。

プラン月額 (年払い)主な内容編集部の評価
Startup$19 (約 ¥2,900)無制限の AI 議事録、1:1 日程調整、最大 25 席少人数チームの出発点に最適
Organization$29 (約 ¥4,400)カスタム要約、グループ日程調整、最大 100 席複数チーム運用ならこちら
Enterprise$39 (約 ¥5,900)統制・セキュリティ機能、最低 10 席大企業・規制業種向け

会話分析や売上分析を本格的に使う場合は、各 1 席あたり月 $29 (約 ¥4,400) の追加プランが別途必要です。基本の議事録自動化だけなら Startup で完結します。

追加プラン月額 (年払い・1 席)用途
会話インテリジェンス$29 (約 ¥4,400)通話採点・コーチング
売上インテリジェンス$29 (約 ¥4,400)失注リスク検知・商談分析
リードルーター$19 (約 ¥2,900)見込み客の自動振り分け

⚠️ 編集部の警告: 公式の宣伝価格「$19 から」は年払い・基本プランのみの金額です。月払いは $29 からとなり、会話分析などの追加プランを足すと 1 席あたり月 $50 を超えることもあります。最初は基本プランだけで始め、必要になってから追加するのが安全です。

料金が分かったところで、次は実際に議事録作成をゼロにする導入手順を示します。

導入手順 — 議事録作成をゼロにする 5 ステップ

Avoma の初期設定は、無料トライアルから始めれば 30 分ほどで完了します。管理画面は英語ですが、操作の流れ自体はシンプルです。

Avoma 導入の 5 ステップ
1. 無料トライアルに登録
公式サイトから 14 日間の無料トライアルに登録します。Organization プランの全機能を試せます。
2. カレンダーを連携
Google カレンダーや Outlook を接続すると、予定された商談に AI が自動で参加するようになります。
3. 顧客管理システムを連携
Salesforce や HubSpot を接続し、要約やメモを自動入力する項目を設定します。
4. 要約テンプレートを調整
商談タイプ別に要約の形式を設定します。決定事項・次回アクションなど自社の型に合わせます。
5. 商談に AI を同席させる
あとは普段どおり商談するだけ。終了後に要約とメール下書きが自動生成されます。

設定の山場は「3. 顧客管理システムの連携」です。ここで CRM の項目とのひも付けを丁寧に行うと、転記作業が本当にゼロになります。

中小企業の営業責任者であれば、まず自分のアカウントだけでトライアルを回し、要約の精度を見てからチームへ展開するのが現実的です。手順が分かったところで、日本語商談での実用性を確認します。

日本語の商談で使えるか — 編集部の見立て

Avoma は公式に 75 言語以上の文字起こしに対応しており、日本語も含まれます。日本語の商談でも録音・文字起こし・要約は機能します。

ただし要約の精度は、商談の音声品質と専門用語の多さに左右されます。業界特有の略語や製品名は誤変換が起きうるため、生成された要約は必ず人の目で確認する前提で使うのが安全です。

⚠️ 編集部の警告: 商談を録音する際は、相手方への録音の同意取得を必ず行ってください。日本では商談録音が直ちに違法になるわけではありませんが、ビジネス上の信頼関係の観点から、冒頭で「記録のため録音します」と一言伝える運用を編集部は推奨します。

日本語環境での前提が整理できたところで、他の議事録ツールとどう選び分けるかを補足します。

他の AI 議事録ツールとどう選ぶか

商談記録の AI ツールは選択肢が増えています。Avoma の特徴は、議事録だけでなく日程調整・リード振り分け・売上分析まで含む「営業の業務全体」を 1 つに寄せられる点です。

逆に「議事録だけ手早く欲しい」なら、より軽量なツールが向く場合もあります。比較検討の出発点として、編集部の関連記事も参考にしてください。

編集部の結論として、Avoma は「議事録の自動化」を入口にしつつ、将来的に営業プロセス全体を 1 つのサービスに統合したい中小企業に最も価値が出ます。まずは無料トライアルで自社の商談を録音し、要約の精度と CRM 自動入力の効果を 14 日間で見極めることをおすすめします。

よくある質問

Q. 無料で使えますか。 録画を見るだけの閲覧者 (Viewer) は無料です。録音・要約を行う営業担当は有料席が必要ですが、14 日間の無料トライアルで全機能を試せます。

Q. 一番安いプランはいくらですか。 年払いの Startup プランで 1 席あたり月 $19 (約 ¥2,900) です。月払いは $29 (約 ¥4,400) になります。

Q. Salesforce や HubSpot と連携できますか。 できます。商談の要約やメモを顧客管理システムの項目へ自動入力でき、これが転記作業を消す中心的な機能です。

出典・参考情報

※本稿の料金は公式料金ページの年払い価格を基に、1 ドル約 ¥150 で編集部が円換算した目安です。為替および公式の改定により変動します。導入前に必ず公式サイトで最新価格をご確認ください。

Mira / AI経営ラボ 編集長

料金プラン

プラン 料金 (JPY) 請求
Startup (年払い・1 席あたり) ¥2,900 月額
Organization (年払い・1 席あたり) ¥4,400 月額
Enterprise (年払い・1 席あたり目安) ¥5,900 月額

👍 メリット

👎 デメリット