ミドリ トラベラーズノート パスポートサイズで携帯メモ術を完成 ¥4,620 経営者・士業の革製ノート
「鞄が重くて、結局メモを取らずに会議に出ている」——出張の多い経営者・士業から、編集部が最もよく聞く悩みです。
トラベラーズノート パスポートサイズ は、ミドリ (株式会社デザインフィル) と TRAVELER’S COMPANY ブランドが手掛ける、文字通りパスポートと同じサイズ (H124×W89×D3mm) の革製カバー + 紙リフィル組み合わせ式のノートです。本体 ¥4,620 (税込) で、出張・面談・案件メモを内ポケット 1 ヶ所で完結させられる「携帯メモ術」 の完成形として、編集部が経営者・士業に推す一品です。
この記事のポイント
- サイズ: H124×W89×D3mm、パスポートと同寸法。スーツ内ポケット・ジャケット内ポケットに常駐可能
- 本体価格: ¥4,620 (税込、2024 年 4 月改定後)、5 色展開 (黒・茶・キャメル・ブルー・オリーブ)
- カバー素材: タイ・チェンマイで仕上げた牛革。使うほど色が深まる経年変化が楽しめる
- リフィル: 10 種類以上を自由に組み替え。月間ダイアリー 2026 は ¥792、画用紙リフィルは ¥330
- 紙質: MD 用紙 (デザインフィル独自の中性紙) で万年筆対応、裏抜けしにくい
- 編集部の推奨: 出張の多い経営者、顧客先で手書きメモを残したい士業、名刺・領収書・チケットを 1 箇所に集約したい個人事業主 に最適
編集長の見解
AI 時代の経営判断は「会議室のホワイトボードでは終わらない」 ことが増えました。客先のカフェ、移動中の新幹線、出張先のホテル——どこでも「いま思いついたこと」 を記録できるかどうかが、ChatGPT に投げる質問の質を決めます。
A5 のロイヒトトゥルム 1917 や MD ノートを鞄に常駐させる経営者は多いですが、「鞄から取り出す動作」 自体が思考の邪魔になる 場面があります。打ち合わせ中の名刺交換のタイミング、立ち話で出た重要な情報、駅のホームでふと浮かんだ判断——A5 だと出すのが遅い、しかしスマホは相手の前では失礼。
編集部の見立て
トラベラーズノート パスポートサイズは 「スーツの内ポケットに常駐できる革製メモ」 という独自ポジションを占めています。ロイヒトトゥルム 1917 が「机上で開く意思決定ジャーナル」 なら、こちらは 「立ち話で 1 秒で開ける現場メモ」。MD ノート A5 が紙質と書き味、モレスキン がブランド物語で勝負するとすれば、トラベラーズノート パスポートサイズは 「携帯性 × カスタマイズ性 × 経年変化」 の三点で勝負する道具です。
ブランドの背景 — チェンマイの革職人 × 日本の紙
トラベラーズノートは、ミドリ (現・株式会社デザインフィル) が 2006 年 に立ち上げたブランドです。コンセプトは「旅するように毎日を過ごす」。カバーは タイ北部チェンマイ の革職人が 1 枚 1 枚仕上げる牛革、中紙は日本で抄造した MD 用紙 (MIDORI Diary 用紙の略) という、二国を跨いだ手仕事の組み合わせです[出典: TRAVELER’S COMPANY 公式]。
レギュラーサイズ (H220×W124mm) が先に登場し、パスポートサイズは 2009 年に追加されたコンパクト版 です。世界中の旅行者・クリエイター・経営者から支持され、日本国内では Loft / 伊東屋 / ハンズ / ナガサワ文具センターで広く流通、海外でも欧米のステーショナリー専門店で定番化しています。
編集部メモ — 2024 年 4 月の価格改定
原材料費・物流費・人件費の高騰により、2024 年 4 月 1 日付で本体価格が ¥4,180 → ¥4,620 に改定されました[出典: TRAVELER’S COMPANY 製品価格改定のご案内]。値上げ幅は税込 ¥440 (約 10.5%)、全色 (黒・茶・キャメル・ブルー・オリーブ) 統一です。2023 年以前の情報源で「¥4,180」 と書かれているレビューに遭遇したら、現行価格は ¥4,620 が正です。
仕様 — パスポート 1 冊分のサイズ感
公式仕様[出典: 公式商品ページ]から、購入前に押さえるべき寸法と内容物を整理します。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | H124 × W89 × D3 mm (パスポートと同寸法) |
| カバー素材 | 牛革 (タイ・チェンマイ製) |
| 中紙 | MD 用紙 (日本製) |
| 本体価格 (税込) | ¥4,620 (2024 年 4 月改定後) |
| 付属品 | 本体カバー、リフィル無罫 1 冊、ゴム、しおり、説明書 |
| 色展開 | 黒 / 茶 / キャメル / ブルー / オリーブ |
| 生産国 | カバー: タイ / 中紙: 日本 |
カバーに開いた革紐の通し穴とゴムで複数のリフィルを束ねる構造で、リフィルは 2 冊または 3 冊まで挟める のが標準運用です (それ以上はゴムが緩む)。
編集部の最初の 1 冊
初めて買うなら 黒 または 茶 がおすすめ。客先で開いてもみっともなくない無難な色で、5 年経って深く色が変わったときの満足度も高い。キャメル / ブルー / オリーブ は個性が強く、ファッション感覚で持ち歩きたい人向けです。
次のセクションでは、本体を活かす鍵となるリフィル 10 種類以上のラインナップを整理します。
リフィル — 用途別 10 種類以上、¥330 から組み替え自由
トラベラーズノート パスポートサイズの本質的な魅力は、本体ではなく リフィルの拡張性 にあります。経営者・士業向けに押さえるべき主要リフィルを表にしました[出典: TRAVELER’S FACTORY 公式オンラインショップ]。
| リフィル | 公式参考価格 (税込) | 紙質 | こんな用途に |
|---|---|---|---|
| 003 無罫 (MD 用紙) | ¥330 前後 | MD 用紙 64 ページ | 自由レイアウト、議事録、出張メモ |
| 001 横罫 (6.5mm) | ¥330 前後 | MD 用紙 64 ページ | 文章メモ、To Do、面談記録 |
| 002 セクション (5mm 方眼) | ¥330 前後 | MD 用紙 64 ページ | 図表、構造化メモ、KPI 集計 |
| 無罫 [DP 用紙] | ¥440 前後 | DP 用紙 (薄手) | 長期使用、軽量重視 |
| 月間ダイアリー 2026 | ¥792 | MD 用紙 48 ページ | 月単位の予定・案件管理 |
| 週間ダイアリー 2026 | ¥792 前後 | MD 用紙 | 週次レビュー、士業の面談予定 |
| クラフトファイル | ¥440 前後 | クラフト紙 | 名刺・レシート・チケット収納 |
| ジッパーケース | ¥1,100 前後 | PVC + ファスナー | 領収書・小さい紙片の集約 |
| 画用紙 | ¥330 | 画用紙 | スケッチ、構想メモ |
| 連結バンド | ¥330 前後 | ゴムバンド | 複数本体を 2 冊体制で運用 |
組み合わせ自由なので、たとえば 「無罫 + 月間ダイアリー + クラフトファイル」 の 3 冊体制で持つと、ノート + 予定表 + 名刺/領収書ホルダーが内ポケット 1 ヶ所に集約されます。
編集部の推奨組み合わせ
経営者・士業の出張用途には「無罫 (MD 用紙) 1 冊 + 月間ダイアリー 1 冊 + クラフトファイル 1 冊」 の 3 冊体制が定番。本体 ¥4,620 + リフィル合計 ¥1,562 = 初期投資 ¥6,182 で、内ポケットに常駐する「移動式オフィス」 ができあがります。年間のリフィル消費は無罫 4 冊 + ダイアリー 1 冊 = 約 ¥2,112、ロイヒトトゥルム 1 冊 (¥4,000 前後) の半額で 1 年運用できる計算です。
警告 — 編集部からの注意点
警告 1: パスポートサイズには 251 ページの索引機能はない
レギュラーサイズ・パスポートサイズいずれも、ロイヒトトゥルム 1917 のような「全 251 ページに番号 + 巻頭索引」 機能は搭載されていません。リフィル 1 冊あたり 48-64 ページの薄手仕様で、書き終わったら次のリフィルに差し替える運用が前提です。「過去の判断を半年後・1 年後に検索したい」 用途 には、別途ロイヒトトゥルム A5 をデスク据え置きで併用するのが現実的です。
警告 2: 革カバーは初期硬く、馴染ませる時間が必要
チェンマイ製の牛革は、購入直後は硬めで開きにくいことがあります。2-4 週間ほど毎日触る・開く ことで革が馴染み、しなやかさが増していきます。革のメンテナンスとしてミンクオイルなどを塗ることもできますが、TRAVELER’S COMPANY は基本的に 「何もせず使い込む」 ことを推奨しています (色味の経年変化が楽しめるため)。
警告 3: 中身を入れすぎるとゴムが緩み、革が変形する
リフィルは 最大 3 冊までが目安。4 冊以上挟むとカバーのゴムが緩み、革が変形する可能性があります。名刺やレシートを大量に挟みたい場合は、ジッパーケース (¥1,100 前後) を 1 つ追加するか、別途専用ホルダーを使ってください。
競合との比較
| ノート | 1 冊価格 (税込) | サイズ | カバー素材 | こんな経営者・士業に |
|---|---|---|---|---|
| トラベラーズノート パスポートサイズ | ¥4,620 | H124×W89mm | 牛革 (経年変化) | 出張・面談で常時携帯したい経営者・士業 |
| ロイヒトトゥルム 1917 Medium | ¥3,740 〜 ¥4,840 | A5 (H210×W145mm) | ハードカバー (合皮) | 意思決定ジャーナルを 1 冊資産化したい経営者 |
| MD ノート A5 | ¥800 〜 | A5 (H210×W148mm) | 厚紙 (ミニマル) | 紙質と書き味だけを最優先したい |
| モレスキン Pocket | ¥2,750 〜 | H140×W90mm | 黒革風カバー | ブランド物語を持ち歩きたい経営者 |
| Field Notes | ¥800 前後 (3 冊組) | H140×W89mm | 紙カバー | コスト重視、使い捨て派の現場メモ |
→ トラベラーズノート パスポートサイズの立ち位置は 「革製 × カスタマイズ × 携帯性」 の三点同時達成。ハードカバーの強度ならロイヒトトゥルム、紙質では MD ノート、ブランド感ではモレスキン、コストでは Field Notes に譲りますが、「ジャケットの内ポケットに常駐させて、革を育てながら、リフィルを組み替えていく」 用途では他に直接的な競合は存在しません。
こんな場面で選ぶ — 経営者・士業の具体シナリオ
シナリオ 1: 出張の多い経営者の「移動式オフィス」
毎週どこかへ出張する経営者にとって、A5 ノート + 手帳 + 名刺入れを別々に持ち歩くのは負担です。トラベラーズノート パスポートサイズに「無罫リフィル + 月間ダイアリー + クラフトファイル」 を入れれば、メモ・予定・名刺ホルダーがジャケット内ポケットに集約。新幹線の中で 1 秒で開け、空港の搭乗待ち時間にも違和感なく取り出せます。年間運用コストは本体 ¥4,620 + リフィル ¥2,000 前後で、1 年目総額 ¥6,620 程度です。
シナリオ 2: 士業の顧問先訪問用ノート
顧問先 1 社の訪問につき、無罫リフィルに 2-4 ページ手書きで論点を残す。月間ダイアリーには次回訪問予定を、クラフトファイルには顧問契約書のコピーや受領した資料を挟む。1 冊書き終わったら表紙にラベルを貼って 事務所のキャビネットに保管、新しいリフィルに差し替えて運用継続。電子データのフォルダ整理が苦手な士業ほど、この「物理的なファイル」 の運用に救われます。
シナリオ 3: 個人事業主の出張経費・取材記録の一元化
クラフトファイルにレシート・領収書を出張中に挟み、無罫リフィルに「取材で得た情報・気づいた変化」 を書き留めておく。帰社後にレシートを経費精算に回し、取材メモを ChatGPT に投げて記事の骨子化を進める。1 つのノートに「経費の物理証拠」 と「取材の思考過程」 が同居していると、確定申告期に「2026 年 5 月の出張は何のためだったか」 を物理的に引き当てられます。
始め方 — 30 分で運用開始するための 6 ステップ
FAQ
Q1. レギュラーサイズとパスポートサイズ、どちらを選ぶべき?
用途で決めるのが正解です。レギュラーサイズ (H220×W124mm) は文庫本サイズで、机上で開いて長文を書くのに向いています。パスポートサイズ (H124×W89mm) はジャケット内ポケットに常駐させたい人向け。出張・面談・立ち話で取り出すなら パスポートサイズ、カフェやデスクで腰を据えて書くならレギュラーサイズ。両方使う経営者も多いです。
Q2. 万年筆との相性はどうか?
MD 用紙採用なので、Pilot Custom 74 や Lamy Safari など標準的な万年筆との相性は良好です。モレスキン (約 70g/m²) より裏抜けしにくく、極太字でも実用範囲内。ただし、フローが多い万年筆や色濃いインクの場合は、購入後に巻末数ページで試し書きしてから本格運用してください。
Q3. 革カバーの寿命は?
適切に使えば 10 年以上。革は基本的に劣化しにくく、使い込むほど色味と質感が深まります。リフィルだけを定期的に差し替えていく運用なので、本体カバーは「一生もの」 として扱える数少ない文具です。傷や擦れも経年変化として味になり、5 年・10 年後に「最初の革の色を覚えていない」 ほど深く育ちます。
Q4. パスポートサイズにロイヒトトゥルム 1917 から乗り換えるべき?
用途次第です。「過去の判断を半年後・1 年後に検索したい」 用途ならロイヒトトゥルムに軍配が上がります (ページ番号 + 索引)。「出張・面談で常時携帯したい」 用途ならトラベラーズノート パスポートサイズが優勢。「デスクには ロイヒトトゥルム / 内ポケットには トラベラーズノート」 の二刀流が、経営者・士業の取材で最もよく見る運用です。
Q5. 公式 (TRAVELER’S COMPANY) で買うべきか、Amazon で買うべきか?
本体は 公式オンラインショップ・Loft・伊東屋・ナガサワ文具センター で買うのが安心です (定価販売、在庫安定)。Amazon.co.jp も正規取扱があり、Prime 配送で翌日届く利便性があります。リフィルは数を揃えるなら Amazon のまとめ買いがコスパ良し。初めての 1 冊は実店舗で革の質感を確認してから購入、リフィルは Amazon で 3-4 種類まとめ買い、というハイブリッド運用がおすすめです。
出典・参考情報
- TRAVELER’S COMPANY 公式 (Starter kit Passport Size) — https://www.travelers-company.com/products/trnote/starter-kit-passport
- TRAVELER’S COMPANY 製品価格改定のご案内 (2024 年 4 月 1 日改定、本体 ¥4,180 → ¥4,620) — https://www.travelers-company.com/change202403
- TRAVELER’S COMPANY 公式 (Refill 2026 MONTHLY Passport size、¥792 税込、MD 用紙 48 ページ) — https://www.travelers-company.com/products/trnote/2026-diary/monthly-passport-2026
- TRAVELER’S FACTORY 公式オンラインショップ (リフィル一覧) — https://www.tfa-onlineshop.com/SHOP/108192/113362/list.html
- Amazon.co.jp 検索結果 (トラベラーズノート パスポートサイズ) — Amazon で「トラベラーズノート パスポートサイズ」 を見る
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編集長 Mira / AI経営ラボ 2026-05-23 公開
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👍 編集部が評価する点
- **パスポートと同サイズ (H124×W89×D3mm)** で、内ポケットに常駐させられる携帯性。出張先で 1 秒で取り出せる
- **チェンマイで仕上げた牛革カバー** が使うほど色味と風合いを増し、5 年・10 年単位で経年変化を楽しめる
- リフィルが **MD 用紙** 採用で万年筆との相性が良く、裏抜けしにくい (デザインフィル独自の中性紙)
- 横罫 / セクション (5mm 方眼) / 無罫 / 月間ダイアリー / 週間ダイアリー / クラフトファイル等 **10 種類以上のリフィル** を自由に組み替えられる
- 本体 ¥4,620 + リフィル ¥330 〜 ¥1,100 で運用でき、ロイヒトトゥルム 1917 やモレスキンより **継続コストが低い**
👎 留意点
- 本体価格 ¥4,620 はコクヨ Campus (¥150) やロディア No.11 (¥275) と比べると 15 倍以上で、初期投資の心理的ハードルがある
- 本体ノートの **ページ数はリフィル 64 ページ × 1 冊が標準** で、ロイヒトトゥルム 1917 (251 ページ) のような索引・ページ番号機能はない
- 革カバーは初期は硬く、馴染ませるのに数週間。革にこだわらない読者には Field Notes のような紙カバー製品の方が手軽
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