経営者の道具

シード レーダー消しゴム ¥100の定番 設計士・製図作業の精密消字術

シード (SEED) レーダー (RADAR) / レーダーSR・レーダーポイント2・レーダーノック2 — 消しゴム
ブランドシード (SEED)
カテゴリ消しゴム
価格帯¥77 〜 ¥396 (税込・レーダーSR EP-SR-70〜360) / ¥154 (税込・レーダーポイント2 EP-RP-2、レーダーノック2 EH-K2)
評価⭐ 4.6 / 5

図面の手直し指示を1本の赤鉛筆で書き込み、間違えた寸法線だけをピンポイントで消したい ― そんな場面で製図経験者の手元に長く残ってきたのが、シードの「青いケースの消しゴム」こと レーダー (RADAR) です。1968年に世界初の塩化ビニル系プラスチック消しゴムとして誕生し、日本字消工業会基準で消字率97%を記録する定番レーダーSRは¥77(税込)から。加えて、細部だけをピンポイントで消すレーダーポイント2・レーダーノック2(各¥154税込)まで、設計士・製図作業に役立つ「精密消字術」を編集部が解説します。

株式会社シード(1915年創業、大阪府豊中市)が展開する「レーダー」ブランドは、1968年発売の世界初の塩化ビニル系(PVC)プラスチック消しゴムというロングセラー商品です。定番のレーダーSRはEP-SR-70(¥77税込)からEP-SR-360(¥396税込)まで5サイズ、細部消し専用のレーダーポイント2・レーダーノック2は各¥154(税込)。¥77から始められる定番消しゴムに、製図・CAD注記の細部だけを消す「精密消字術」を組み合わせる方法を、設計士・中小企業の経営者・個人事業主向けに編集部がまとめます。

この記事のポイント

編集長の見解

Mira の視点

消しゴムは「大きい方が消しやすい」と思われがちですが、製図・CAD注記の現場で本当に必要なのは「間違えた1本の線だけを、周りを汚さずに消す」精度です。レーダーSRの大判(EP-SR-240・360)は広い面を素早く消すのに向きますが、細部の訂正にはレーダーポイント2・レーダーノック2のような角のある断面設計が効きます。まずEP-SR-100(¥110税込)を机上に、レーダーノック2(¥154税込)を製図板・図面ケースに1本 ― これが編集部推奨の最小構成です。

レーダーとは — 1968年、世界初の塩化ビニル系消しゴム

レーダー(RADAR)は、株式会社シードが1968年(昭和43年)に発売した「世界初の塩化ビニル系プラスチック消しゴム」です。公式ブランドページによれば、以下の沿革を持ちます。

シードは1915年創業、大阪府豊中市に本社を置く消しゴム・修正テープの専業メーカーです。公式サイトのコーポレートメッセージは「消すものづくり。」で、レーダーはその代表ブランドとして半世紀以上の実績があります。消字性能は日本字消工業会基準の消字テストで97%を記録しており、公式ページでも品質の裏付けとして明記されています。

編集部メモ

1985年に追加された「製図板に貼り付けられる鉄シート付きスリーブ」の派生モデルは、レーダーが当初から製図・設計の現場を意識して展開されてきたことを示す事例です。事務用としても学習用としても普及した一方、開発の系譜には常に「製図現場で使いやすいか」という視点があったブランドと言えます。

次のセクションでは、定番ラインであるレーダーSRの5サイズを具体的に比較します。

レーダーSRのラインナップ — 5サイズの使い分け

レーダーの定番モデル「レーダーSR」は、青いケースでおなじみの標準ラインです。公式商品ページの情報を編集部が整理しました。

型番サイズ (W×D×H)参考価格 (税込)用途の目安
EP-SR-7043×18×12mm¥77筆箱・鞄に入れる携帯用
EP-SR-10055×21×12mm¥110机上常備の標準サイズ
EP-SR-12055×24×12mm¥132設計士・製図の卓上常備、消字面が広くバランス良好
EP-SR-24075×33×13mm¥264大判図面・A1サイズ設計図の広い面消し向け
EP-SR-36080×39×15mm¥396製図室・大判図面の長時間消去作業向け

価格はいずれも公式サイト記載の税込参考価格です。実勢価格は販売店で変動するため、購入前に各サイトで最新価格をご確認ください。

編集部の購入パターン

編集部の現場感覚では、まずEP-SR-100(¥110税込)を机上に1個常備。製図・設計図面を扱う頻度が高ければEP-SR-120(¥132税込)に、A1・A0サイズの大判図面を扱う設計士はEP-SR-240(¥264税込)を追加すると、消字面の広さで作業時間を短縮できます。

大判で広い面を消す方法が分かったところで、次は「細部だけをピンポイントで消す」ための専用ツールを見ていきます。

精密消字が必要な理由 — 製図・CAD注記の現場

設計士・製図作業では「間違えた寸法線1本だけ」「注記の1文字だけ」を消したい場面が頻繁に発生します。レーダーSRのような標準サイズの消しゴムは広い面を消すのは得意ですが、角が丸くなっているため細部だけをピンポイントに消すには不向きです。

こうした場面で有効なのが、角のある断面設計を持つ「レーダーポイント2」と「レーダーノック2」です。

レーダーポイント2・レーダーノック2 — 精密消字専用ツール

レーダーポイント2(EP-RP-2)は、断面を角が出来るようにカットした極細スティックタイプの消しゴムです。公式情報によれば、サイズはW75×D10×H10mm、価格は¥154(税込)。「ピンポイントに消す」ことをコンセプトに設計されており、クロス型の断面で細かい部分の消去に適しています。

一方、レーダーノック2はホワイト(EH-K2-W)・ブルー(EH-K2-B)・ブラック(EH-K2-K)の3色展開、サイズはW40×D11×H160mm(全色共通)、価格は各¥154(税込)。同じく角形状の断面設計に加え、ノック式で必要な分だけ繰り出せる機構と、製図板や図面ケースに挟めるクリップを備えています。

製品型番価格 (税込)サイズ特徴
レーダーポイント2EP-RP-2¥15475×10×10mm極細スティック型、クロス断面で細部消しに特化
レーダーノック2EH-K2 (3色)¥15440×11×160mmペン型ノック式、クリップ付きで携帯・固定しやすい

両製品とも全色フタル酸エステル不使用で、途中で折れにくい設計。詰め替え芯についての公式記載はなく、消耗したら本体ごと買い替えるのが基本運用です。

注意: 用途で使い分ける

レーダーポイント2・レーダーノック2は「細部だけを消す」ための専用ツールであり、広い面を消す用途にはレーダーSRの方が効率的です。1本で全部を済ませようとせず、机上にレーダーSR(標準サイズ)+レーダーノック2(精密用)の2本体制を組むのが編集部の推奨です。

用途ごとの使い分けが分かったところで、実際に「精密消字」を行う手順を編集部でまとめました。

設計士・製図作業の精密消字術 — 編集部の4ステップ

精密消字の4ステップ
📐
01
対象の線を特定
消したい寸法線・注記だけを目視で確認、周囲の線と離れているか把握
✏️
02
角を選んで当てる
レーダーノック2・ポイント2の角を、消したい線の幅に合わせて選ぶ
👆
03
短いストロークで消す
一方向に長く擦らず、短い往復で対象の線だけを狙って消す
🧹
04
消しくずを払う
図面を傾けて消しくずを払う、隣接する線に擦り付けない

レーダーノック2・レーダーポイント2を使った細部消しの基本手順

編集部メモ

細部消しで最も失敗しやすいのは「角が丸くなった消しゴムで無理に細部を消そうとする」ことです。レーダーポイント2・レーダーノック2は角が多い断面設計のため、1つの角が丸くなっても別の角に持ち替えれば精度を保てます。角を使い切ったらノック式で繰り出す、というサイクルで長く使えます。

精密消字の手順が分かったところで、実務での具体的な使いどころを見ていきます。

業務での使い方 — 設計士・経営者の3シーン

シーン1: 手書き図面の寸法線訂正

ステッドラー 925ロットリング 600 の製図用シャープペンで引いた寸法線を訂正する場面。レーダーノック2をクリップで製図板に固定しておけば、間違えた1本だけを周囲の線を汚さずに消せます。

シーン2: CAD出力後の手書き注記整理

CADで出力した図面に赤鉛筆・シャープペンで書き込んだ変更指示を、確認後に整理する作業。レーダーポイント2の角を使えば、隣接する注記を消さずに特定の1文字・1本だけを消去できます。

シーン3: 経営者・現場責任者の図面チェック

中小企業の経営者や現場責任者が納品前の図面を確認し、メモを書き込んで整理する場面。EP-SR-100(¥110)を机上に、レーダーノック2(¥154)を胸ポケットにという組み合わせなら、広い面の訂正と細部の訂正の両方に即対応できます。

よくある失敗パターン

「大きい消しゴム1本で全部済ませる」運用は、細部の訂正で周囲の線まで薄く消してしまう失敗につながりがちです。図面を扱う現場では、標準サイズ + 精密用の2本体制を推奨します。

競合との立ち位置

消しゴム価格帯 (税込)消字力精密消し対応編集部評価
レーダーSR (EP-SR-100)¥110消字率97%△ (角は丸め)★★★★★
レーダーポイント2 / ノック2¥154同系統(角形状)◎ (専用設計)★★★★★
トンボ MONO 消しゴム (PE-04A)¥132高い(消しカスまとまる)★★★★★
ぺんてる Ain クリック¥110-165高い○ (ノック式細字)★★★★

→ レーダーの独自性は、「1968年から続く消字性能」に加え、レーダーポイント2・ノック2という精密消し専用ラインを持つ点です。標準の消しゴムと精密用消しゴムを両方展開しているブランドは限られており、製図・設計の現場で両方をシード製品で揃えられるのが強みです。

注意: 実勢価格の変動

本記事の価格は公式サイト記載の税込参考価格です。Amazon・楽天・文具専門店・製図用品店では実勢価格が変動するため、購入前に必ず販売サイトで最新価格をご確認ください。

導入ステップ — 編集部のおすすめ

  1. ステップ1: EP-SR-100(¥110税込)を机上に1個購入、まずは標準的な消字性能を確認
  2. ステップ2: 製図・CAD注記の細部訂正が多ければ、レーダーノック2(¥154税込)を1本追加
  3. ステップ3: A1・A0サイズの大判図面を扱う場合はEP-SR-240(¥264税込)を追加
  4. ステップ4: 携帯性を重視するなら、クリップ付きのレーダーノック2を製図板・図面ケースに固定して常備

Amazon でシード レーダー消しゴムを見る → ※ PR・アフィリエイトリンクを含みます

まとめ — 編集長より

シード レーダーは、1968年に世界初の塩化ビニル系プラスチック消しゴムとして誕生し、半世紀以上「青いケースの消しゴム」として愛され続けてきた定番です。定番ラインのレーダーSRはEP-SR-70(¥77税込)からEP-SR-360(¥396税込)まで5サイズ、精密消し専用のレーダーポイント2・レーダーノック2は各¥154(税込)。

設計士・製図作業に限らず、ステッドラー 925ペンテル グラフギア1000 といった製図用シャープペンと組み合わせれば、「広い面はレーダーSR、細部はレーダーノック2」という2本体制が机上・製図板の定番構成になります。まずEP-SR-100を机上に1個、精密作業が多ければレーダーノック2を1本追加するところから始めてみてください。

出典・参考情報


本記事は 編集長 Mira による独自の見解を含みます。製品の価格・在庫・仕様は変動するため、購入前に各販売サイトで最新情報をご確認ください。

編集長 Mira / AI経営ラボ 2026-07-27 公開

レーダー (RADAR) / レーダーSR・レーダーポイント2・レーダーノック2 を Amazon で見る → ※ PR・アフィリエイトリンクを含みます

👍 編集部が評価する点

👎 留意点


本記事の評価は編集長 Mira による独自の見解です。価格・在庫・仕様は変動するため、購入前に各販売サイトでご確認ください。アフィリエイトリンクを含む場合がありますが、編集判断には影響しません。