Granola 評判・料金・AI 議事録の新定番か? [2026年最新]

Granola のレビュー — AI ツールカテゴリ

AI経営ラボ 評価: ⭐ 4.2 / 5

提供元: Granola, Inc. (London 拠点)

カテゴリ: AI 議事録・文字起こし

「Zoom 商談で毎回 Notta Bot や Otter Bot が会議に参加してきて、相手に少し気を遣う」「議事録は AI 任せでいいけど、自分の手書きメモも残したい」 — そんな声に応えて急速に広まっているのが Granola です。

Granola は ボットが会議に参加しない AI 議事録 ツール。デバイスの音声を直接拾って文字起こしし、ユーザーが書いた手書きメモを AI が補完します。月 $14/ユーザーから、Zoom / Google Meet / Microsoft Teams / Webex / Slack 通話に横断対応 (Granola 公式 参照)。本記事では編集部が中小企業視点で実用面・制約・Notta との使い分けを評価します。

📖 読了時間 約 9 分
👤 想定読者 Mac 中心の経営者・コンサル・PM・営業
💰 月額 $0 〜 $35/ユーザー (3 プラン)
🔬 評価方法 公式情報 + 編集部の評価

この記事のポイント

編集長の見解

Granola は「ボット不参加」と「手書きメモ × AI 補完」の 2 点で他社と差別化された AI 議事録です。海外スタートアップ・PM・VC・コンサル界隈で評価が急上昇。一方、日本語精度や日本企業向けサポート面では Notta が依然として有利Mac + 英語比率の高い職場では Granola、日本語会議中心なら Notta、というのが編集部の整理です。

こんな方におすすめ

Granola の独自性 — なぜ「新定番」候補になりうるか

1. ボットが会議に参加しない方式

Notta / Otter / Fireflies / tldv は、いずれも「Bot が会議に Join → 録音 → 文字起こし」というアーキテクチャです。これは便利な反面、相手にボットの存在が見える という気まずさがあります (相手の参加者リストに Notta BotOtter.ai が表示される)。

Granola は ローカルマシンの音声を直接キャプチャ する方式 (Granola 公式 参照)。会議に追加参加者は出現せず、相手から見て「ただの 1 対 1 / N 対 N の会議」のままです。

2. 手書きメモ × AI 補完というノート体験

会議中にユーザーが箇条書きでメモを取る → 会議終了後に AI が そのメモを文字起こしと突き合わせて補完 し、構造化された議事録を生成します。「自分が重要と思った論点」と「AI が拾った全文」が共存する点が、純粋な文字起こしツールと一線を画します。

3. 連続会議に最適化

公式ヘッドラインが “AI Notepad for back-to-back meetings” (Granola 公式) と明示する通り、PM・営業・コンサルの「会議が続く 1 日」を主戦場に設計されています。テンプレート (1on1、顧客発見、面接等) を切り替えながらノートを連続で取れます。

4. ポストミーティング AI アクション

会議後に フォローアップメール下書き / アクションアイテム抽出 / 要約 / 予算・スケジュール抽出 を AI が支援。ワンクリックで Notion / Slack / メールに共有できます。

主な機能

A. 文字起こし (ボット不要)

ローカルの音声入出力を Granola アプリが直接録音 → 文字起こし。Zoom / Google Meet / Webex / Microsoft Teams / Slack 通話に横断対応 (Granola 公式)。

B. AI 強化ノート

ユーザーの手書きメモを AI が文脈補完。「単語のメモ」が「読める議事録」に変換されます。

C. ミーティング Chat

会議のテキストに対して質問可能。「決定事項は?」「予算の議論は?」などに AI が回答。Business プラン以上では 会議横断の Chat も可能。

D. テンプレート

カスタマーディスカバリー、ユーザーインタビュー、1on1 など テンプレートの切替 でノート構造を会議目的に合わせられます。

E. 連携 (Business プラン以上)

Notion、Slack、HubSpot、Attio、Affinity、Zapier、Personal API、MCP 連携 (Granola 料金ページ)。

F. Spaces (チームワークスペース)

2026 年に追加された機能。チーム単位で会議ノートを集約・アクセス制御。

対応プラットフォーム — Mac 専用ではないが Mac が主戦場

プラットフォーム提供状況編集部コメント
macOS正式版 (主戦場)macOS 13 以降推奨
Windowsbeta 提供機能追加は Mac が先行する場合あり
iOS正式版対面会議の捕捉に活用可能
Android非対応Android 主体の組織には不向き
Web (ブラウザ単体)非対応デスクトップアプリのインストール必須

編集部の警告: 全社展開前にデバイス構成を確認

「経営者は Mac、現場は Windows」という構成は中小企業で頻出します。Granola の Windows 版は beta であり、機能反映が Mac より遅れる可能性があります (公式 Windows beta 案内 参照)。全社で標準化する前に、主要利用者の OS を必ず確認 してください。Android スマホで対面会議を録音したい場合は別ツールが必要です。

料金プラン

Granola 3 プラン 料金比較 (1USD≒¥150 換算)
Basic (Free)
¥0
無料、AI 議事録、履歴に制限あり
Business
¥2,100
$14/ユーザー/月、無制限ノート + 連携
Enterprise
¥5,250
$35/ユーザー/月、SSO + 監査 + 優先サポート

個人で試すなら Free、本格活用は Business、SSO や監査ログが必要な大企業は Enterprise

プランの選び方 (編集部の整理)

用途推奨プラン月額目安
まずは触ってみたいBasic (Free)$0
個人 / 小規模チームで本格活用Business$14/ユーザー (約 ¥2,100)
SSO・監査ログ・カスタム保持期間が必要Enterprise$35/ユーザー (約 ¥5,250)

※ 為替換算は 1USD ≒ ¥150 で本記事の参考値。Granola の請求は USD ベースのため、為替変動で実支払額は変動します。最新の正確な金額は 公式料金ページ をご確認ください。

競合 (Notta / Otter / Fireflies / tldv) との差別化

観点Granola BusinessNotta ProOtter ProFireflies
方式ボット不要 (ローカル音声)Bot 参加Bot 参加Bot 参加
日本語精度⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
英語精度⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
手書きメモ補完⭐⭐⭐⭐⭐×××
月額 (推奨プラン)$14 (約 ¥2,100)¥1,317¥2,700$10〜
Mac/Win/iOSMac◎ Win△ iOS○全 OS◎全 OS◎全 OS◎
Android 対応×

編集部の判断 「ボット不参加 × 手書きメモ補完」は Granola の独自領域。一方、日本語会議の文字起こし精度 + 国産サポート + 料金で Notta が依然として中小企業の本命。詳細は AI 議事録 3 社徹底比較 を参照してください。

編集部の業種別 推奨ケース

以下は 編集部による試算・提案 です。実際の効果は事業特性により変動します。為替変動・プラン改定により実支払額は変動します。

Case 1: 海外顧客が多い SaaS スタートアップ (Mac 中心)

用途: 英語のカスタマーディスカバリー、海外 VC との 1on1、英語インタビュー

編集部の推奨: Granola Business ($14/ユーザー/月)。ボット不参加で海外投資家・顧客との会議に違和感なし。手書きメモで「仮説検証メモ」を残せる点も PM/CSM に親和的です。

Case 2: コンサルタント (個人事業主、Mac 利用、商談多め)

用途: 顧客との 1on1 戦略会議、ヒアリング、社内ナレッジ蓄積

編集部の推奨: Granola Business 単体、または Notta Pro と併用。日本語クライアントが大半なら Notta を主軸に、ボットを嫌う顧客との会議だけ Granola という運用も合理的です。

Case 3: 日本中小企業の経営者 (Win/Mac 混在、日本語会議が中心)

用途: 役員会議、取引先打合せ、社員 1on1

編集部の推奨: Notta Pro (¥1,317/月) を第一選択。Granola は Mac + 英語比率が高い役員のみのオプション扱いが現実的です。

Case 4: VC / 投資家 (連続 1on1 多め)

用途: 起業家との 1on1 が 1 日 5-8 件、ノート構造化が必須

編集部の推奨: Granola Business。テンプレート切替 + ボット不要 + AI 補完は VC のワークフローに極めて適合。Granola の主要ターゲットの 1 つです。

編集部の警告

日本語会議では精度の事前検証が必須

Granola の音声認識エンジンは多言語対応していますが、日本語特化の Notta と比較すると精度差があります。本格導入前に 自社の典型的な会議 (専門用語・話者数・音響環境) で 5-10 本の試用を推奨します。固有名詞や業界用語の誤認識が多い場合、後工程の校正で時間削減効果が相殺されます。

機密情報のクラウド保存リスク

Granola はクラウド保存型です。顧客の機密情報・人事情報・財務情報 をアップロードする際は、社内ルール策定 + 顧客同意が必要です。Enterprise プランでは org-wide auto-deletionモデル学習オプトアウト、SSO 等のガバナンス機能が提供されます (Granola 料金ページ 参照)。業界規制 (金融・医療・法務) では別途審議してください。

個人 Gmail アカウントは利用不可

Granola は 組織アカウント前提 の運用です。個人 Gmail でのサインアップに制約があるため、フリーランスや士業の方は会社ドメイン (Google Workspace / Microsoft 365) の準備が必要になる場合があります。

補助金活用 (編集部の提案)

IT 導入補助金 2026 の対象になり得る

Granola のような海外 SaaS は、IT 導入補助金の事前登録 IT ツールに該当しないケースもあります。登録ツール一覧と条件は必ず公式情報を確認 してください (中小企業庁 IT 導入補助金)。IT 導入補助金 2026 詳細。日本企業で確実に補助金対象を狙うなら国産の Notta が無難です。

始め方 (3 ステップ)

Step 1: アプリのインストール

granola.ai にアクセス → 自分の OS (macOS 13 以降推奨、または Windows beta) のアプリをダウンロード → 組織のメールアドレスでサインアップ。

Step 2: マイクとシステム音声の許可

macOS では初回起動時にマイク・システム音声の許可ダイアログが出ます (Granola 公式 Setup Guide 参照)。Windows では自動付与。

Step 3: 1 週間試用 → Business へ

無料プランで 5-10 本の典型会議を試用 し、日本語/英語精度・手書きメモ補完の品質を判定。本格利用を決めたら Business ($14/ユーザー/月) へ。

まとめ

Granola は 「ボット不参加 × 手書きメモ × AI 補完」 という新しい AI 議事録のかたちを提示した、注目度の高いプロダクトです。Mac + 英語比率の高い PM・VC・コンサル・スタートアップにとっては 新定番候補

一方、日本中小企業の標準ニーズ (日本語会議中心、Win 比率高め、Android 対応必要、補助金活用) では、依然として Notta が現実解 です。「全員 Granola」「全員 Notta」と決めつけず、役職・用途・会議言語で使い分ける のが編集部の推奨です。

詳しい比較は AI 議事録 3 社徹底比較Notta レビューOtter レビュー を併せてご覧ください。


出典・参考情報


よくある質問

Q. Granola は Mac 専用?

編集部の答え: 厳密には Mac 専用ではなく、Windows 版が beta 提供、iOS 版も正式提供 されています。ただし機能拡張は Mac が先行する傾向があり、Android 版は未提供です。Mac 中心の組織が最も恩恵を受けます。

Q. 日本語会議でも使える?

編集部の答え: 音声認識自体は対応していますが、日本語特化の Notta と比較すると精度差があります。固有名詞・業界用語の認識精度を 無料プランで必ず事前検証 してください。

Q. ボットが会議に参加しないって本当?

編集部の答え: はい。Granola は ローカルマシンの音声を直接キャプチャ するため、Zoom / Meet / Teams の参加者リストに Granola のアイコンは表示されません (Granola 公式)。相手に気を遣わせないという独自価値です。

Q. 料金は?

編集部の答え: Basic (Free)、Business ($14/ユーザー/月、約 ¥2,100)、Enterprise ($35/ユーザー/月、約 ¥5,250) の 3 プランです (1USD ≒ ¥150 編集部換算、為替変動あり)。最新は 公式料金ページ でご確認ください。

Q. Notta との使い分けは?

編集部の答え: 日本語会議メインなら Notta、Mac + 英語 + ボット不参加が必要なら Granola。両方契約して用途で使い分ける運用も実務的です。詳細は 3 社比較 参照。


本記事の数値・事例のうち、「編集部のシミュレーション」「編集部の提案」「編集部の試算」と明示された箇所は 編集部による試算・推論です。為替換算は記事執筆時点の参考値で、実際の請求額は変動します。事実関係 (機能・料金) は各社公式情報源を確認のうえご判断ください。

編集長 Mira / AI経営ラボ 本記事は 2026-05-04 時点の情報です。料金・機能は各社公式情報を最新でご確認ください。

料金プラン

プラン 料金 (JPY) 請求
Basic (Free) ¥0 月額
Business ¥2,100 月額
Enterprise ¥5,250 月額

👍 メリット

👎 デメリット


Mira / AI経営ラボ 編集長

最終更新: 2026年5月4日 / 初出: 2026年5月4日