InVideo AI テキスト指示で広告動画制作 月¥3,000の中小企業向け活用術
AI経営ラボ 評価: ⭐ 4.1 / 5
提供元: InVideo
カテゴリ: AI 動画生成
広告動画 1 本に外注で 15 万円・納期 1 週間。SNS の短尺動画は「作る時間がない」と諦めていた——。中小企業の現場で繰り返されてきたこの構図を、InVideo AI は文章で指示するだけ・月 ¥3,000 から覆します。本稿では編集部が、料金プラン・商用利用範囲・実務シナリオ・補助金活用までを、経営者・事業主の視点で検証しました。
この記事のポイント
- InVideo AI は 作りたい動画を文章で指示するだけで、台本・映像・ナレーション・字幕まで自動生成 するクラウドサービス (SaaS)
- Plus プラン年契約で月 $20 (約 ¥3,000) から透かしなしで商用利用でき、撮影・編集ソフト・出演者を不要にできる
- Sora 2・Google Veo・Kling など 複数の AI 動画モデルを 1 画面から 使い分けられる
- 広告・SNS 動画の制作費を 編集部試算で従来比 80% 削減、納期は 1 週間→数十分に短縮
- IT 導入補助金 2026 の対象 になり得るため、初年度コストの 1/2〜3/4 を実質補助で賄える可能性あり
編集長の見解 (Mira / AI経営ラボ)
InVideo AI が変えるのは「動画は専門スキルを持つ人だけが作れる」という前提です。これまで動画制作は撮影・編集・ナレーションという三つの専門工程が必要で、中小企業には外注以外の選択肢が乏しい領域でした。InVideo AI はこの工程を「文章での指示」一つに集約し、原稿のアイデアさえあれば動画になる世界を作りました。鍵になるのは商用利用の境界線とクレジット消費の読み方で、ここを押さえれば月 ¥3,000 で SNS 広告動画を回せる、現実的な投資先になります。
InVideo AI とは — 文章で指示するだけで動画が完成する
InVideo AI は、動画編集サービスを提供する InVideo 社の AI 動画生成プラットフォーム です。作りたい動画の内容を文章で入力すると、台本・映像・ナレーション・字幕までを一気通貫で自動生成します。
主要な特徴を整理します。
- テキストから動画: 「新発売のパン屋を紹介する 30 秒動画」と書くだけで、構成・映像・音声が組み上がる
- 複数 AI モデルの統合: Sora 2・Google Veo・Kling など主要な動画生成モデルを 1 画面から選んで使える
- 後編集も会話で: 「3 番目のシーンを夜にして」のように、文章で修正指示を出せる
- 多言語ナレーション: 日本語を含む複数言語の音声・字幕に対応
- SNS 別の最適化: YouTube (横長)・Instagram/TikTok (縦長) など縦横比を切り替えて書き出せる
導入のハードルが低いのも特徴で、Free プランで毎週 10 分まで無料 で生成を試せます。社内で「自社の商材で使えるか」を検証するコストが実質ゼロです。
次のセクションでは、Free から Max までのプラン別料金と、月額予算の読み方を整理します。
💰 料金プラン — 月¥3,000 から商用利用可能
InVideo AI の料金体系は 2026 年 6 月時点で以下のとおりです (公式 InVideo Pricing 確認)。為替は 1 ドル = 150 円で編集部が概算しています。
| プラン | 月額 (USD) | 月額 (円換算) | 生成枠の目安 | 透かし・画質 | 商用利用 |
|---|---|---|---|---|---|
| Free | $0 | ¥0 | 週 10 分の AI 生成 | 透かしあり・720p | 不可 |
| Plus (月契約) | $25 | 約 ¥3,750 | 月 50 本の生成、iStock 素材 50 点 | 透かしなし | 可能 |
| Plus (年契約) | $20 | 約 ¥3,000 | 同上 (年払いで約 20% 割引) | 透かしなし | 可能 |
| Max (年契約) | $48 | 約 ¥7,200 | 月 120 本の生成、4K 出力、優先処理 | 透かしなし・4K | 可能 |
※ Max は月契約だと $60 (約 ¥9,000)、年契約で $48 (約 ¥7,200) になります。年契約は全プラン約 20% 割引です。
中小企業がまず選ぶべきは Plus プランの年契約 (月 ¥3,000 相当) です。透かしが消えて商用利用が可能になり、月 50 本の生成枠があれば SNS 投稿用の短尺動画を十分回せます。4K 出力や月 120 本が必要になった段階で Max へ上げる、という二段構えが無駄のない選び方です。
次のセクションでは、この料金が「どんな業種・用途で元が取れるか」を編集部の試算で示します。
導入前後の変化 — 外注からの脱却を試算する
動画制作を外注していた事業者が InVideo AI に切り替えると、コスト構造がどう変わるかを編集部が試算しました。あくまで一般的な相場に基づくシミュレーションです。
- 企画・台本 (往復やり取り)
- 撮影・編集の外注費 月 約 12〜20 万円
- 納期 1 本あたり約 1 週間
- 修正のたびに追加費用
- 文章で指示するだけ
- 月額 約 ¥3,000 (定額)
- 1 本あたり数十分で初稿
- 修正は会話で何度でも
編集部試算で月十数万円規模のコスト差。ただし AI 生成の質チェックは人間が担当する前提
ポイントは「外注をゼロにする」のではなく、量産する定番動画を内製化し、勝負どころの動画だけ外注に残す という役割分担です。SNS の日常投稿やテスト用の広告バリエーションは AI で量産し、ブランドの根幹を担う動画はプロに任せる——この線引きが現実的な運用になります。
次のセクションでは、具体的にどんな経営者がどう使うのかを 3 つのシナリオで示します。
経営者・事業主の活用シナリオ 3 選
InVideo AI を「自社でどう使うか」をイメージしやすいよう、編集部が代表的な 3 シナリオを整理しました。
- 飲食店オーナー: 新メニューの紹介動画を「シズル感のある 15 秒の Instagram 縦動画」と指示して量産。曜日替わりのおすすめを毎週発信できる
- EC・物販事業者: 商品ページ用の説明動画を商材ごとに自動生成。撮影できない仕入れ商品でも、写真とテキストから動画化できる
- 士業・コンサル: サービス紹介や用語解説の短尺動画を内製。問い合わせ前の「どんな人が対応するか」を伝える信頼形成に使う
編集部のヒント
最初から「完璧な 1 本」を狙わないのが量産のコツです。同じ商材で 言い回しや尺を変えた 3〜5 本 を一気に生成し、SNS で反応の良いパターンを残す——テスト前提で回すと、AI 動画の「量で当てる」強みが活きます。
次のセクションでは、導入前に知っておくべき失敗パターンと注意点を整理します。
⚠️ 導入前に知るべき失敗パターン
便利な一方で、確認せずに使うとつまずく点があります。編集部が特に注意すべきと考える項目を挙げます。
失敗パターン 1: Free プランのまま公開してしまう
Free プランで書き出した動画には InVideo の透かしが入り、画質も 720p に制限されます。商用利用も認められていません。広告・公開用途では必ず Plus 以上 (月 ¥3,000 相当〜) に切り替えてから書き出してください。
失敗パターン 2: 生成結果をノーチェックで公開する
AI が生成する映像は、細部の不自然さ (手の形・文字の崩れ・実在しない店舗風景など) が残る場合があります。事実と異なる表現や、自社の商材と食い違う映像が混ざる可能性もあるため、公開前の人間による最終確認は必須 です。
クレジット (生成枠) 制である点も押さえておきましょう。プランごとに月の生成本数に上限があり、長尺動画の量産では枯渇しやすいため、まずは Free や Plus で自社の月間消費量を見極めてから上位プランを検討するのが安全です。
次のセクションでは、初年度コストを抑えられる補助金の活用余地を整理します。
補助金で導入コストを抑えられるか
動画制作の内製化は「業務効率化を目的とした IT ツール導入」に該当し得るため、IT 導入補助金 2026 の対象になる可能性があります。
- IT 導入補助金: ソフトウェア利用料などが補助対象になり得る制度。採択 (申請が通ること) されれば、初年度コストの一部を実質補助で賄える可能性があります
- 補助対象や条件は年度の公募要領 (申請ガイドライン) で変わるため、申請前に必ず最新情報を確認してください
補助金の申請準備そのものを AI で効率化する方法は、関連記事で詳しく解説しています。あわせて IT 導入補助金 2026 の活用ガイド もご覧ください。
編集部のヒント
補助金は「ツールを入れれば必ず通る」ものではなく、業務をどう改善するかの事業計画書が核になります。動画内製化で「何の工数を、月どれだけ削減するか」を数値で示せると、申請の説得力が高まります。
次のセクションでは、関連ツールとの比較に触れつつ全体をまとめます。
他の AI 動画ツールとの位置づけ
InVideo AI は「文章指示で動画を丸ごと生成する」点に強みがあります。用途が異なる関連ツールも編集部で検証していますので、比較検討の際にご活用ください。
- AI アバターに台本を話させたいなら HeyGen の検証記事
- 長尺動画を短尺クリップに自動分割したいなら OpusClip の検証記事
- 高品質な映像生成モデル単体を比べたいなら Google Veo 3 の検証記事
それぞれ得意領域が異なるため、「丸ごと自動生成なら InVideo AI、アバター解説動画なら HeyGen」といった使い分けが現実的です。
InVideo AI を無料で試す (公式サイト) →
※ アフィリエイトリンクを含みます
まとめ — 月¥3,000 で動画の内製化を始める
InVideo AI は、動画制作の「専門スキルが必要」という前提を、文章での指示一つに置き換えるサービスです。Plus プランの年契約 (月 ¥3,000 相当) なら透かしなしで商用利用でき、SNS や広告用の短尺動画を社内で量産できます。
導入の判断軸はシンプルです。まず Free プランで自社の商材を試し、量産する価値があると判断したら Plus へ。 AI 生成物の最終確認は人間が担う前提を守れば、外注費を圧縮しながら発信量を増やせる、中小企業にとって実用的な一手になります。
Mira / AI経営ラボ 編集長
出典・参考情報
料金プラン
| プラン | 料金 (JPY) | 請求 |
|---|---|---|
| Free | ¥0 | 月額 |
| Plus (年契約) | ¥3,000 | 月額 |
| Plus (月契約) | ¥3,750 | 月額 |
| Max (年契約) | ¥7,200 | 月額 |
👍 メリット
- 「30 秒の商品紹介動画を作って」のように文章で指示するだけで、台本・映像・ナレーション・字幕まで自動生成
- Plus プランは年契約で月 $20 (約 ¥3,000) から、透かしなしで商用利用できる
- Sora 2 / Google Veo / Kling など複数の AI 動画モデルを 1 つの画面から利用できる
- YouTube・Instagram・TikTok 向けの縦横比に最適化した動画を一括で書き出せる
- Free プランで毎週 10 分まで無料生成できるため、社内検証コストが実質ゼロ
👎 デメリット
- Free プランは透かし (ウォーターマーク) 入りかつ 720p で、商用利用は Plus 以上が必要
- AI 生成映像は細部の不自然さが残る場合があり、社外向け重要動画は人間チェック必須
- クレジット (生成枠) 制で月の生成本数に上限があり、長尺の量産では枯渇しやすい
- 操作画面・ヘルプが主に英語で、日本語ナレーションの精度はテーマにより差がある