Make.comでShopify注文→Mailchimp顧客自動登録 EC販促自動化
Shopifyで売れても、購入者をメール配信リストに手で移していては販促が回りません。Make.comを使えば、新規注文の瞬間に購入者をMailchimpへ自動登録し、タグ付けからフォローメール配信まで人手なしで動かせます。
- 自動登録: Shopifyの新規購入者を、注文発生の数十秒後にMailchimpへ自動追加
- セグメント化: 購入金額や商品でタグを自動付与し、配信を出し分け
- コスト感: Make.com 月¥1,400前後 + Mailchimp 無料枠(連絡先500件まで)から開始可能
- 設定時間: コード不要、PC操作のみで約75分
- 効果の目安: 月15時間規模のリスト管理・配信準備を圧縮(編集部の試算)
編集長の見解
ECの利益は新規獲得より「再購入」で積み上がります。購入者をメールリストに確実に取り込み、買ったタイミングで関係を続けられるかが分かれ目です。Make.comとMailchimpの連携は、その地味で取りこぼしやすい工程を、人手をほぼ使わず仕組み化する現実的な手段です。
このレシピで解決する課題
個人〜小規模のネットショップ運営で、販促が後回しになる最大の原因は「リスト整備の手間」です。手作業のままだと、以下のような取りこぼしが起きます。
- 転記漏れ: 注文管理画面からメールアドレスをコピーし忘れ、配信対象から外れる
- タグ付けの放置: 「初回」「リピーター」「高額購入」の区別がつかず、全員に同じメールを送ってしまう
- タイミングの遅れ: 週末にまとめて登録するため、購入直後のフォローが届かない
Make.comでShopifyとMailchimpをつなぐと、これらが注文発生と同時に自動処理されます。次のセクションで、全体の流れを図で確認します。
自動化の全体フロー
このレシピでは、Shopifyの「新規注文」をきっかけに、購入者情報をMailchimpへ流し込み、タグを付けて配信対象に組み込むまでを一本の流れにします。
注文発生から配信リスト反映まで、平均1分以内で完了します(編集部の検証環境)
ここまでが全体像です。次に、導入に必要なものとコストを整理します。
必要なものと月額コスト
このレシピは無料枠から始められます。事業が伸びてリスト件数が増えた段階で、有料プランに切り替える判断をすれば十分です。
| 項目 | プラン | 月額(目安) | 備考 |
|---|---|---|---|
| Make.com | Core | ¥1,400前後 | 1万オペレーション/月。無料枠は1,000回/月 |
| Mailchimp | Free | ¥0 | 連絡先500件・月1,000通まで |
| Mailchimp | Essentials | ¥1,900前後〜 | 連絡先増加・自動配信を本格運用する場合 |
| Shopify | 既存プラン | 追加費用なし | 連携自体に追加課金は発生しない |
💡 コストを抑えるコツ
まずはMake.com・Mailchimpとも無料枠で構築し、動作を確認してから有料化しましょう。連絡先500件・月1,000オペレーション以内なら、完全無料で運用を始められます。為替は1ドル=約¥155で換算した目安です。
費用感がつかめたら、実際の設定手順に進みます。
設定手順(約75分)
コードは一切書きません。Make.com・Shopify・Mailchimpの3つのアカウントを用意し、画面操作だけで完了します。
設定が終わったら、よくある失敗を先に潰しておきましょう。
導入前後で何が変わるか
手作業のリスト管理と自動化後を、月間の工数で比較します。数字は個人ECショップを想定した編集部の試算です。
- 注文画面から手で転記(月8時間)
- タグ・分類を手作業で判定(月4時間)
- 配信前のリスト整理(月3時間)
- 合計 月15時間
- 登録は自動(0分)
- タグも自動付与(0分)
- 確認のみ(月1時間)
- 合計 月1時間
月約14時間の削減(編集部の試算)
時間が浮くだけでなく、購入直後にフォローが届くことで再購入のきっかけを逃しません。続いて注意点を整理します。
⚠️ よくある失敗と対策
自動化は便利な反面、設定を誤ると配信トラブルにつながります。最初の運用前に必ず確認してください。
⚠️ 同意なし登録によるスパム扱い
購入者を無条件にメール配信リストへ入れると、特定電子メール法やMailchimpの規約に抵触する恐れがあります。Shopifyの注文時に「メール配信に同意する」チェックを設け、同意した顧客のみ登録する分岐をMake.com側に必ず入れてください。
⚠️ 重複登録とオペレーション浪費
同一顧客が複数回購入するたびに新規登録しようとすると、エラーや無駄なオペレーション消費が起きます。Mailchimpは「Add/Update(追加・更新)」モジュールを使えば既存連絡先は更新扱いになるため、こちらを選んでください。
💡 配信は段階的に
最初からフォローメールを自動送信せず、まずは登録とタグ付けだけを自動化しましょう。リストが正しく溜まることを2週間ほど確認してから、Mailchimp側の自動配信(オートメーション)を有効化すると失敗が減ります。
対策を押さえたら、ツールの選び方も確認しておきましょう。
ZapierやKlaviyoとどう違うか
同じ連携は他のツールでも実現できます。自社の規模と目的に合わせて選びます。
| ツール | 月額(目安) | 向いているケース | 編集部の評価 |
|---|---|---|---|
| Make.com | ¥1,400前後〜 | 複数分岐や条件処理を安く組みたい | コスパ重視の小規模ECに最適 |
| Zapier | ¥3,000前後〜 | 設定の分かりやすさを最優先 | 初心者向けだがやや割高 |
| Klaviyo | ¥3,000前後〜 | メール販促を本格的に伸ばしたい | EC特化だが小規模には過剰な場合も |
編集部メモ
「とにかく安く・柔軟に」ならMake.com、「設定の簡単さ重視」ならZapier、「メール販促で売上を伸ばすフェーズ」ならKlaviyoという棲み分けが現実的です。本レシピのMailchimp連携は3ツールいずれでも組めるので、まずは無料枠のあるMake.comで試すのが堅実です。
似た構成の他レシピも参考になります。たとえばMake.comでShopify注文をLINE通知する自動化は購入後フォローの即時化に、ZapierでShopify→Mailchimp連携は同じ目的をZapierで組む場合に、ZapierでShopify→Klaviyo連携はメール販促を本格化する段階で役立ちます。
このレシピを今日から始める
無料枠だけで構築できるため、リスクなく試せます。下のリンクからMake.comに登録し、上記の手順に沿って約75分で連携を組んでみてください。
Make.comを無料で始める → ※ PR・アフィリエイトリンクを含みます
出典・参考情報
Mira / AI経営ラボ 編集長
Make.com を無料で試す → ※ PR・アフィリエイトリンクを含みます