経営者の道具

ヌーボード 携帯ホワイトボード — 打ち合わせの認識ズレを¥2,860でゼロに

欧文印刷株式会社 nu board (ヌーボード) シリーズ — 携帯ホワイトボード・紙製メモボード
ブランド欧文印刷株式会社
カテゴリ携帯ホワイトボード・紙製メモボード
価格帯¥1,518 〜 ¥4,180 (サイズにより、Amazon 限定 A2 判は ¥8,360)
評価⭐ 4.1 / 5

「言った」「言ってない」——打ち合わせの後によく起きるこのすれ違いは、口頭説明だけで済ませていることが原因のひとつです。

欧文印刷の nu board (ヌーボード) は、紙でできた持ち運び可能なホワイトボードです。リングノートのように開いて書き、水拭きで消して、また書き直せます。本記事では新書判からA3判までの正式ラインナップを価格・サイズ別に整理し、打ち合わせの認識ズレをその場で解消する使い方と、中小企業が導入すべき場面・向かない場面を編集部が確認しました。

読了時間: 約 6 分 / 中小企業経営者・営業/企画担当者向け

この記事のポイント

編集長の見解

編集長の見解

nu board の価値は「ホワイトボードが安く買えること」ではなく、口頭だけで済ませていた説明を、図にする習慣がつくことにあります。打ち合わせで「要するにこういうことですよね」と手元で図を描いて見せられれば、認識ズレは会議室を出る前に解消できます。仮に認識ズレの手戻りが1件あたり15分の確認作業を生むとして、月4回発生すれば月1時間——これは 編集部のシミュレーション ですが、¥2,860のA4判1冊で防げるなら投資対効果は明らかです。ただし書いた図はそのままでは共有できないため、「描く」だけでなく「撮って送る」までを運用に組み込むことが導入の前提になります。

nu board とは — 紙とホワイトボードの2層構造

nu board は、欧文印刷が独自開発した「消せる紙」を使ったボード面に、透明のPET/PPシートを重ねたリングノート形式の製品です。公式サイトによれば専用マーカーで書いた内容は水拭きで消去でき、インクの定着時間によって最短で数時間、シートの種類によっては最大10日程度書いたまま保持できます[公式]

この2層構造がポイントです。 ボード面(紙)に描いた図はマーカーで自由に消せる一方、上に重ねた透明シートをめくれば、複数ページ分の内容を残したまま参照できます。会議で描いた図を「消さずに次のページへ進める」使い方ができるということです。

電源も充電もアプリ登録も不要

タブレット型のメモデバイスと違い、nu board は開いてマーカーで書くだけで使えます。会議室に持ち込んで、初対面の相手や取引先にもその場で渡して使ってもらえる手軽さが、紙製ならではの強みです。

次のセクションでは、実際に選べるラインナップをサイズ・価格順に整理します。

ラインナップと価格 (公式仕様)

nu board の主要ラインナップは、携帯性重視の新書判から会議向けのA3判まで4サイズです。

モデル品番サイズページ数価格 (税込)
新書判NGSH03FN08104×178mm8ページ (ボード4枚)¥1,518
新書判 FMENGSHFM0Y08104×178mm8ページ (ボード4枚)¥1,650
A4判NGA403FN08223×301mm8ページ (ボード4枚)¥2,860
A3判NGA302FN08310×425mm8ページ (ボード4枚)¥4,180

上記に加え、Amazon限定でシリーズ最大のA2判(430×604mm、¥8,360)も販売されています[公式]。新書判FMEはドイツ製の超極細マーカー(線幅0.6mm)が付属し、透明シートを使わない仕様で細かい文字をクリアに書ける点が通常の新書判と異なります。

nu board 価格帯 (税込・定価)
新書判
¥1,518
104×178mm・携帯用
新書判FME
¥1,650
極細マーカー付属
A4判
¥2,860
打ち合わせ向け主力
A3判
¥4,180
会議室での図解向け

編集部メモ

打ち合わせでの利用を想定するなら、テーブルに広げて相手と一緒に見られるA4判が最も汎用性が高いというのが編集部の判断です。新書判は自分用の手元メモ、A3判は会議室で複数人に見せるプレゼン用途と、サイズごとに役割が分かれます。

次のセクションでは、打ち合わせの現場でこれがどう使われるかを具体的に見ます。

打ち合わせでの使い方 — 口頭説明を図にする

中小企業の商談・社内打ち合わせで起きがちな認識ズレは、多くの場合「話した内容が図になっていない」ことが原因です。nu board を使うと、この工程が次のように変わります。

打ち合わせ後の認識ズレ対応
Before
  • 説明方法: 口頭のみ、身振り手振り
  • 認識確認: 会議後にメールで文章確認
  • 手戻り: 「思っていたのと違う」で再打ち合わせ
After
  • 説明方法: 話しながら図をnu boardに描く
  • 認識確認: その場で図を見て「これで合っていますか」
  • 手戻り: 会議室を出る前に認識をそろえて終了

編集部のシミュレーション: 手戻り1件あたり15分 × 月4回 = 月1時間相当の確認作業を圧縮

具体的なシナリオとしては、営業担当が取引先との打ち合わせで、料金プランや納期のイメージをその場で図に描いて見せる場面が分かりやすい導入点です。口頭だけで「だいたいこんな感じです」と説明するより、簡単な表や矢印を描いて見せる方が、相手の理解速度も認識のズレも大きく変わります。会議での記録そのものの運用は、コクヨ キャンパスバインダー B5 の議事録管理術 の記事も参考にしてください。

ここは誤解しやすい

nu board に描いた図は、自動でデータ化・共有はされません。ページをめくって物理的に保持できるだけなので、社内共有や議事録化が必要な場合は、スマートフォンで撮影してチャットツールに送る一手間が必須です。「描いて終わり」ではなく「描いて撮って送る」までがワンセットだと考えてください。

次のセクションでは、代替手段と比較して nu board がどの場面で優位かを整理します。

代替手段との比較 — 壁掛けボード・デジタルメモとの違い

打ち合わせの認識合わせには、nu board 以外にもいくつかの選択肢があります。

手段初期費用の目安携帯性図の共有しやすさ向く場面
nu board (A4判)¥2,860◎ (鞄に入る)△ (撮影が必要)外出先の商談・少人数打ち合わせ
壁掛けホワイトボード¥1万〜数万円× (固定)△ (撮影が必要)社内会議室での定例会議
紙ノート + スマホ撮影¥数百円〜△ (撮影が必要)個人的なメモ、簡単な図
E-Ink タブレット (デジタルメモ)¥3万〜5万円台◎ (即データ化)手書きをそのままAIに渡して要約したい場合

選び分けの目安

「すぐ消して描き直せる・その場で見せる」用途にはnu boardが低コストで向いています。一方、書いた内容をそのままAIに要約させたい・検索可能なデータとして残したいなら、reMarkable 2Supernote A5X のようなE-Inkタブレットの方が適しています。両者は競合ではなく、用途によって使い分けるものと考えるのが現実的です。

外回りの多い営業担当なら、持ち歩く鞄そのものの整理も併せて見直す価値があります。リヒトラブ スマートフィット の記事では、外回り用の鞄の中身の整理術を紹介しています。

では、実際に導入するときは何から始めればよいのか。次のセクションで整理します。

導入ステップ — まず1冊で試す

nu board 導入の3ステップ
1. 使う場面を1つに絞る
「取引先との打ち合わせ」「社内の企画会議」など、認識ズレが起きやすい場面を1つ思い浮かべます。最初から全用途に広げず、まず効果を実感できる場面を選ぶことが重要です。
2. A4判を1冊だけ買う
打ち合わせ用途ならA4判(¥2,860)が汎用性・書きやすさのバランスで最も無難です。鞄に入るか気になる場合は新書判(¥1,518)から試すのも選択肢です。
3. 「描いたら撮る」を習慣にする
打ち合わせの最後に描いた図をスマートフォンで撮影し、その場でチャットツールに送るところまでをセットで行います。この一手間を省くと、結局「描いただけ」で終わってしまいます。

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導入を決める前に、向かない場面も確認しておきましょう。

向かない場面 — 買う前に確認したいこと

nu board は万能ではありません。以下に該当する場合は、他の手段を優先してください。

失敗パターン

「安いから」という理由だけで 壁掛けホワイトボードの代わりとして常設運用 するのが典型的な失敗です。紙面は消せる紙のため、強く擦ると跡が残ることがあり、毎日大量に書き消しする用途には耐久性が追いつきません。nu board は 持ち運び用の補完ツール と考えるのが安全です。

最後に、導入前によく寄せられる疑問を3つ整理しておきます。

よくある質問

Q. 書いた図はどうやって保存・共有しますか? A. nu board 自体にデータ化の機能はありません。ページをめくって物理的に保持するか、スマートフォンで撮影してチャットツールやメールで共有するのが一般的な運用です。

Q. マーカーが切れたら買い替えが必要ですか? A. 専用のホワイトボードマーカーは単品でも購入可能です[公式]。本体を買い替える必要はありません。

Q. 最初の1冊はどれを選ぶべきですか? A. 打ち合わせでの利用が主目的なら、テーブルに広げやすいA4判(¥2,860)が汎用性の面で無難です。鞄に入れて常に持ち歩きたいなら新書判(¥1,518)から試すのも選択肢です。日々のログ管理や振り返りには コクヨ ジブン手帳 のような1日1ページ手帳と併用する経営者も少なくありません。

出典・参考情報

価格は本記事作成時点で各公式ページに表示されていた税込価格です。実売価格は販売店により変動します。


Mira / AI経営ラボ 編集長

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👍 編集部が評価する点

👎 留意点


本記事の評価は編集長 Mira による独自の見解です。価格・在庫・仕様は変動するため、購入前に各販売サイトでご確認ください。アフィリエイトリンクを含む場合がありますが、編集判断には影響しません。