tl;dv 評判・料金 — 無料で Zoom/Meet/Teams 議事録を 30 言語自動生成、中小企業の本命候補 [2026 年最新]

tl;dv のレビュー — AI ツールカテゴリ

AI経営ラボ 評価: ⭐ 4.2 / 5

提供元: tldv.io (tldv Inc.)

カテゴリ: AI 議事録・文字起こし

「Zoom 商談を毎週 10 件こなしているが、議事録作成で毎日 1 時間溶ける」「Fathom は気になるが日本語精度が不安」 — そんな中小企業の営業・採用・カスタマーサクセス担当に、第三の選択肢として広がっているのが tl;dv (ティーエルディーブイ) です。Anthropic と提携し 30 言語以上の文字起こしに対応、無料プランの寛容さで G2 でも 4.7/5 を獲得しています。

tl;dv は 無料プランで録画・文字起こしが本数無制限 のクラウドサービス (SaaS) 型 AI 議事録ツール。Zoom / Google Meet / Microsoft Teams を横断対応し、30 言語以上の文字起こしと AI 要約を提供します (tl;dv 公式)。本記事では編集部が中小企業の営業・採用・カスタマーサクセス (顧客成功支援) 視点で、料金・実用性・Fathom / Otter / Granola との使い分けを評価します。

📖 読了時間 約 10 分
👤 想定読者 営業・カスタマーサクセス・採用・経営者
💰 月額 $0 〜 $98/ユーザー (4 プラン)
🔬 評価方法 公式情報 + 編集部の評価

この記事のポイント

編集長の見解

tl;dv は 「無料の懐の深さ」 と 「30 言語対応の広さ」で、中小企業の試用ハードルを最も下げているツールです。多言語顧客と取引する貿易商社・グローバル EC・外資系スタートアップにとっては Fathom より優先候補になります。一方、CRM 連携が必要な営業組織は Business プランの $59/ユーザー/月が悩みどころ。「ネイティブ CRM が要らないなら Pro、要るなら Fathom か Business」というのが編集部の整理です。

こんな方におすすめ

tl;dv の独自性 — なぜ「無料の深さ」 で支持されるか

1. 無料プランで録画・文字起こしが無制限

Fathom と同じく無料プランでも録画・文字起こしの「本数」 に上限がありません (tl;dv Help Center)。1 セッション 3 時間という上限はありますが、中小企業の通常会議 (30-60 分) では問題になりません。「とりあえず録画と文字起こしだけ欲しい」という最小要件であれば、無料のまま長期運用が現実的です。

2. 30 言語以上の文字起こしに対応

英語・日本語・中国語・韓国語・スペイン語・フランス語・ドイツ語など 30 言語以上の文字起こしに対応 (tl;dv 公式)。海外取引先との会議や多言語チームの議事録に強みを発揮します。Fathom は英語中心、Notta は日本語特化、という棲み分けの中で tl;dv は「多言語の幅」で差別化しています。

3. Anthropic と提携、AI 要約は Claude 系

tl;dv は AI 処理に Anthropic (Claude を提供する米国 AI ラボ) と提携しており、Claude 導入後に要約生成速度が 50% 高速化したと発表 (Anthropic Customer Story: tl;dv)。要約・アクションアイテム抽出に Claude が裏側で動いており、文脈理解の精度が比較的高い、というのが編集部のユーザー観察です。日本語要約も Claude の多言語性能を生かしており、Otter (独自 AI) より読みやすい傾向があります。

4. SOC 2 + GDPR + EU データホスティング対応

セキュリティ面では SOC 2 認証取得、GDPR 準拠、AES-256 暗号化、EU データセンター選択可 (tl;dv 公式)。中小企業でも欧州顧客と取引する場合に、データ所在地の説明責任を果たしやすい設計です。

主な機能

A. 自動録画・文字起こし

Zoom / Google Meet / Microsoft Teams に Bot として自動参加し、録画と文字起こしを行います。文字起こしは 30 言語以上対応。

B. AI 要約・アクションアイテム抽出

会議後に AI が要約・章立て・アクションアイテムを自動生成。無料プランは生涯 10 本まで、Pro 以上で無制限

C. CRM 連携 (HubSpot / Salesforce / Notion / Slack)

Business プラン以上で HubSpot / Salesforce にネイティブ連携。Pro プランは Zapier 経由で 5,000 以上のアプリと連携可能 (Zapier 月額別途)。

D. AI コーチング (Business 限定)

営業会議の発言を AI が分析し、トーク改善点をフィードバック。営業組織のスキルアップ用途。

E. クリップ・タイムスタンプ共有

会議の特定箇所を切り出して URL で共有。社内引継ぎ・採用候補者の社内共有に便利。

F. モバイル録音 (iOS / Android)

スマホアプリで対面会議の録音も可能。出張先での顧客打合せに対応。

対応プラットフォーム

プラットフォーム提供状況編集部コメント
Zoom正式対応主力対応
Google Meet正式対応カレンダー連携で自動参加
Microsoft Teams正式対応大企業対応
対面会議 (モバイル)対応iOS/Android アプリで録音可能
日本語 UI部分対応文字起こし・要約は日本語対応、管理画面は英語主体
30 言語以上の文字起こし対応多言語環境に強い

編集部の警告: 無料プランの AI 要約「生涯 10 本」 制限

tl;dv の無料プランは 録画・文字起こしは本数無制限ですが、AI 要約は「アカウント生涯で 10 本」 と非常に限定的です (tl;dv Help Center)。月 10 本ではなく、累計 10 本で使い切ります。11 本目以降は会議冒頭 10 分のみ AI 要約が生成される仕様です。文字起こしを自分で目視レビューする運用なら無料で十分ですが、要約の自動生成が業務の核なら最初から Pro ($18/月) を選ぶ前提で評価してください。

料金プラン

tl;dv 4 プラン 料金比較 (年額契約、1USD≒¥150 換算)
Free
¥0
無料、文字起こし無制限、AI 要約 10 本まで
Pro (年額)
¥2,700
$18/ユーザー/月、AI 要約無制限 + Zapier 連携
Business (年額)
¥8,850
$59/ユーザー/月、HubSpot/Salesforce ネイティブ + AI コーチ
Enterprise
¥0
カスタム見積、50 ユーザー以上向け

年額契約で 40% 程度の割引、月額払いは Pro $29 / Business $98 と高くなる

プランの選び方 (編集部の整理)

用途推奨プラン月額目安
まず試したい / 個人で文字起こしのみFree$0
AI 要約を日常使いしたい個人事業主Pro (年額)$18/ユーザー (約 ¥2,700)
HubSpot/Salesforce ネイティブ連携が必要Business (年額)$59/ユーザー (約 ¥8,850)
50 名以上の組織展開・カスタム要件Enterprise要見積もり

※ 為替換算は 1USD ≒ ¥150 で本記事の参考値。tl;dv の請求は USD ベースのため、為替変動で実支払額は変動します。月額払いは年額の約 1.6 倍になるので注意 (Claap によるレビュー 参照、最新は公式 tldv.io を確認)。

編集部のコスト試算: Pro 年額で何が浮くか

営業 1 名が週 10 件の Zoom 商談、議事録手入力 15 分/件で運用しているケース。tl;dv Pro 年額 ($18/月) を導入すると 週 2.5 時間以上の入力工数が浮きます。時給 ¥3,000 換算で月 ¥30,000 相当の人件費削減と編集部は試算。1 ヶ月で 10 倍以上のリターンが見込めますが、HubSpot ネイティブ連携を使うには Business ($59/月) が必要な点に注意してください。

競合 (Fathom / Otter / Granola) との差別化

観点tl;dv ProFathom PremiumGranola BusinessOtter Pro
方式Bot 参加Bot 参加ボット不要 (ローカル音声)Bot 参加
無料プラン文字起こし無制限、要約 10 本完全無制限 (1 名)限定月 300 分
日本語精度⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
多言語対応⭐⭐⭐⭐⭐ (30 言語)⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
CRM ネイティブ連携⭐⭐⭐ (Business 以上)⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐⭐
月額 (年額推奨)$18 (約 ¥2,700)$19 (約 ¥2,850)$14 (約 ¥2,100)$16.99 (約 ¥2,550)

編集部の判断 「無料で文字起こし無制限 × 多言語対応」は tl;dv の独自領域。多言語顧客や海外取引が多い中小企業なら第一候補。営業 CRM 連携を最優先するなら Fathom が Pro 段階でネイティブ連携が効くため有利、ボット不参加が必要なら Granola。詳細は AI 議事録 3 社徹底比較 も参照してください。

編集部の業種別 推奨ケース

以下は 編集部による試算・提案 です。実際の効果は事業特性により変動します。為替変動・プラン改定により実支払額は変動します。

Case 1: 貿易商社 (個人事業主、英語/中国語/日本語の打合せが混在)

用途: 海外バイヤーとの Zoom 商談週 5-10 件、契約条件確認

編集部の推奨: tl;dv Pro (年額) ($18/月)。30 言語対応で文字起こしと要約が多言語で動くため、後から日本語訳を確認しながら契約書を作成できます。Fathom より語学カバーが広く、貿易実務に適合します。

Case 2: SaaS スタートアップ営業 (HubSpot 運用中、3 名チーム)

用途: Zoom 商談週 15-25 件、HubSpot 商談カードへの自動添付が必須

編集部の推奨: Fathom Premium ($19/月) または tl;dv Business ($59/月)。HubSpot ネイティブ連携を求めるなら Fathom の Premium プランで条件が揃うため、tl;dv より Fathom の方がコスト効率が良いと編集部は判断します。

Case 3: 採用担当 (中小企業、外国人候補者の面接が混在)

用途: 候補者 1 次面接週 5-10 件、英語・日本語混在

編集部の推奨: tl;dv Pro (年額) ($18/月)。30 言語対応で英語面接の文字起こし精度が高く、社内共有時に日本語要約を生成できます。Greenhouse 連携にも対応 (tl;dv 公式) しており、採用フローに組み込みやすい設計です。

Case 4: カスタマーサクセス (中小 SaaS、欧州顧客あり)

用途: 導入支援・四半期レビュー (QBR)・更新交渉、欧州顧客の GDPR (EU 一般データ保護規則) 配慮が必要

編集部の推奨: tl;dv Business (年額) ($59/月)。SOC 2 (情報セキュリティ管理基準) + GDPR 準拠 + EU データホスティング選択可 (tl;dv 公式) で、欧州顧客への説明責任を果たしやすい設計です。AI コーチ機能でカスタマーサクセスチームのトーク品質を底上げできる点も Business の特権。

編集部の警告

Pro プランの CRM 連携は「Zapier 経由」 で別途費用

tl;dv Pro ($18/月) は HubSpot / Salesforce のネイティブ連携を 含みません。連携には Zapier (月 $20-50 程度) を別契約する必要があります (Claap によるレビュー 指摘)。CRM 自動同期が必須なら Business ($59/月) か、最初から Fathom Premium ($19/月) を選んだ方が総コストが安くなる場合があります。導入前に編集部の試算を確認してください。

3 時間超の会議は分割必須

tl;dv は 1 セッション 3 時間の上限があり、これは全プラン共通の制約です (tl;dv Help Center)。超える場合は新規セッションを起動する必要があります。半日ワークショップ・全社オフサイト・長時間の研修などには不向きです。長尺会議が多い組織は Notta や Otter の上限も確認した上で選定してください。

Bot が会議に参加する方式

tl;dv は 会議に Bot として参加する方式です。参加者リストに「tl;dv Notetaker」が表示されます。商談相手にツール存在が見える点が気になる場合は、ボット不参加方式の Granola を検討してください。なお、相手側の 録音同意の取得は法務・契約上の必須事項です (国・契約・業界規制によって異なります)。

プライバシー・セキュリティ設定 (編集部の整理)

中小企業が tl;dv を顧客打合せで使う前に、最低限以下の設定確認を推奨します (tl;dv 公式 参照)。

項目推奨設定編集部コメント
データホスティングEU リージョン選択可欧州顧客と取引するなら EU 推奨
暗号化AES-256 (標準)設定不要、デフォルト適用
録音同意会議冒頭で口頭通知「録画と AI 要約を実施します」 と一言
機密会議の除外カレンダーで Bot 招待解除人事・財務会議は Bot 不参加に
保存期間Pro 以上で設定可能デフォルト無期限、業務規程に応じて
アクセス権限チームフォルダで制限部門ごとの可視範囲を設定

補助金活用 (編集部の提案)

IT 導入補助金 2026 の対象になり得る

tl;dv のような海外 SaaS は、IT 導入補助金の事前登録 IT ツールに該当しないケースもあります。登録ツール一覧と条件は必ず公式情報を確認してください (中小企業庁 IT 導入補助金)。IT 導入補助金 2026 詳細。日本企業で確実に補助金対象を狙うなら国産の Notta が無難です。

始め方 (3 ステップ)

Step 1: アカウント作成 (無料)

tldv.io にアクセス → Google または Microsoft アカウントでサインアップ。クレジットカード登録不要。

Step 2: カレンダーと会議ツールを連携

Google カレンダー / Outlook カレンダーを連携 → Zoom / Google Meet / Microsoft Teams のいずれかを接続。会議が自動で tl;dv Bot に紐づくようになります。

Step 3: 1 週間試用 → 要約頻度で Pro 判断

無料プランで 5-10 本の典型会議を試用し、文字起こし精度と要約品質を判定。AI 要約を日常的に使うなら Pro 年額 ($18/月) へ。HubSpot / Salesforce ネイティブ連携が必須なら Business ($59/月) を検討。

まとめ

tl;dv は 「無料で文字起こし無制限」「30 言語対応の幅」「Anthropic 提携の AI 品質」という 3 点で、Fathom / Notta / Otter の市場に独自ポジションを切り開いたツールです。多言語顧客と取引する中小企業、英語面接が混在する採用担当、欧州顧客を持つカスタマーサクセスにとっては 第一候補になります。

一方、HubSpot / Salesforce のネイティブ連携を最優先する営業組織は、Business プラン ($59/月) と Fathom Premium ($19/月) の差額を冷静に比較する必要があります。「多言語と懐の深さなら tl;dv、CRM 連携の安さなら Fathom、日本語ローカル中心なら Notta」というのが編集部の使い分け指針です。

詳しい比較は AI 議事録 3 社徹底比較Fathom レビューGranola レビューOtter レビュー を併せてご覧ください。


出典・参考情報


よくある質問

Q. 本当に無料で AI 議事録が使える?

編集部の答え: 録画と文字起こしは無料プランで本数無制限 (1 セッション 3 時間まで) ですが、AI 要約はアカウント生涯で 10 本までと限定的です (tl;dv Help Center)。11 本目以降は冒頭 10 分のみ要約されます。要約を日常使いするなら Pro 年額 ($18/月) が前提です。

Q. 日本語会議でも使える?

編集部の答え: はい、文字起こしと要約は日本語対応しています (tl;dv 公式)。Anthropic 提携で Claude 系の AI を使っているため、日本語の文脈理解は Otter より読みやすい印象 (編集部の評価)。ただし日本語特化を求めるなら Notta が依然有利です。

Q. HubSpot や Salesforce との連携は?

編集部の答え: Business プラン ($59/ユーザー/月) でネイティブ連携が利用できます。Pro プランは Zapier 経由のため別途月 $20-50 程度の費用がかかります。CRM 連携が必須なら Fathom Premium ($19/月) と総コストを比較してください。

Q. Bot が会議に参加するの? 相手から見える?

編集部の答え: はい、tl;dv Notetaker という Bot が会議に参加し、相手の参加者リストにも表示されます。気になる場合はボット不参加方式の Granola を検討してください。なお、相手の 録音同意取得は法務上必須です。

Q. 料金は?

編集部の答え: Free ($0)、Pro 年額 ($18/ユーザー/月、約 ¥2,700)、Business 年額 ($59/ユーザー/月、約 ¥8,850)、Enterprise (要見積) の 4 プランです (1USD ≒ ¥150 編集部換算、為替変動あり)。月額払いは Pro $29 / Business $98 と約 1.6 倍になります。最新は 公式料金ページ でご確認ください。

Q. Fathom との使い分けは?

編集部の答え: 多言語対応や Anthropic 系の AI 要約品質を重視するなら tl;dv、HubSpot/Salesforce ネイティブ連携を Pro 段階で使いたいなら Fathom。料金は Pro 段階でほぼ同等 ($18 vs $19) なので、CRM 連携の必要性で選び分けるのが実務的です。詳細は 3 社比較 参照。


本記事の数値・事例のうち、「編集部のシミュレーション」「編集部の提案」「編集部の試算」と明示された箇所は 編集部による試算・推論です。為替換算は記事執筆時点の参考値で、実際の請求額は変動します。事実関係 (機能・料金) は各社公式情報源を確認のうえご判断ください。

編集長 Mira / AI経営ラボ 本記事は 2026-05-21 時点の情報です。料金・機能は各社公式情報を最新でご確認ください。

料金プラン

プラン 料金 (JPY) 請求
Free ¥0 月額
Pro (年額) ¥2,700 月額
Business (年額) ¥8,850 月額
Enterprise ¥0 月額

👍 メリット

👎 デメリット


Mira / AI経営ラボ 編集長

最終更新: 2026年5月21日 / 初出: 2026年5月21日