Make.comでRSS新着→SNS自動投稿し情報発信を週2時間削減するレシピ
業種: 情報発信を行う中小企業・個人事業主 (店舗・士業・コンサル・メディア運営)
使用ツール: Make.com
難易度: ★☆☆ 易
所要時間: 約 60 分
ブログを更新したのに、SNSへの告知をつい忘れる ── 情報発信に悩む経営者・個人事業主に頻発する取りこぼしです。Make.com を使えば、RSS の新着を検知して X や Facebook ページへ自動投稿でき、告知の手作業を編集部試算で週 約2時間圧縮できます。本記事は60分で組めるレシピです。
- ブログ・ニュースサイトの RSS 新着を検知した瞬間 に X / Facebook ページへ自動投稿
- タイトル・要約・記事 URL・ハッシュタグを テンプレートで自動整形
- SNS 告知の手作業を編集部試算で 週 約2時間圧縮、店舗・士業・メディア運営者向け
- Make Free プラン (月1,000オペレーション・¥0) で1日数本の更新までまかなえる試算
- TimelineSteps の通り組めば、初日60分で稼働開始 (難易度 easy)
- 失敗パターン (重複投稿、文字数超過、API 連携切れ) を編集部が事前整理
編集長の見解 ── SNS 自動投稿でいちばん多い失敗は「全部のRSS項目を機械的に垂れ流す」設計です。これをやると過去記事まで一気に投稿されたり、同じ記事が二重投稿されたりして、フォロワーの信頼を一瞬で失います。本レシピは Make.com の RSS モジュールが持つ「最後に取得した項目以降だけを拾う」仕組みを正しく使い、さらに投稿済みフラグで重複を防ぐ構成にしました。完全放置の全自動ではなく、「新着1件 = 整形済み投稿1件」という規律ある半自動です。月¥0 (Free 枠) から始められるので、SNS 運用に予算を割けない小規模事業者でも今日から導入できます。
なぜSNS告知は「続かない」のか
ブログやお知らせページを更新しても、SNS への告知は別作業です。多くの経営者・個人事業主が「更新したら必ず投稿する」と決めても、忙しさの中で抜け落ちていきます。
問題は気合いではなく、告知が手作業の連続だからです。1本の記事を告知するだけでも、複数の細かい手順が積み上がります。
| 告知作業 | 1本あたり所要 | 月20本 (週5本) で換算 |
|---|---|---|
| 更新に気づき記事URLをコピー | 約3分 | 月 約 1.0 時間 |
| 投稿文 (タイトル+要約) を作文 | 約6分 | 月 約 2.0 時間 |
| ハッシュタグを選んで付与 | 約3分 | 月 約 1.0 時間 |
| X と Facebook の両方に貼り直し | 約4分 | 月 約 1.3 時間 |
| 合計 (週5本、月20本想定) | 約16分/本 | 月 約 5.3 時間 |
このうち 「URLコピー」「投稿文整形」「複数SNSへの投稿」 はすべて機械化できる領域で、合計の大半を占めます。Make.com で「RSS に新着が出たら整形して自動投稿」する仕組みにすれば、編集部試算で 週 約2時間 (月 約8時間) が手元に戻ります。
時給¥3,000 換算なら月¥24,000、年間¥288,000 規模の人件費圧縮に相当します。Make Free 枠 (¥0) で組めば、この時間はそのまま純粋な節約になります。
続いて、自動化前後の運用がどう変わるかを編集部の試算で示します。
自動化で何がどう変わるか
- 更新のたびに気づくか運次第
- 投稿文を毎回ゼロから作文
- X と Facebook に二度手間で貼る
- 忙しい日は告知が抜ける
- 月 約5.3時間を消費
- RSS 新着を15分おきに自動検知
- テンプレートで投稿文を自動整形
- 複数SNSへ同時に自動投稿
- 忙しくても取りこぼしゼロ
- 編集部試算で週 約2時間を削減
ポイントは「投稿をゼロにする」のではなく「判断と確認だけ人が残す」ことです。本レシピでは新着検知と整形・投稿を自動化しつつ、必要なら投稿前に内容を確認するステップも選べる構成にしています。
💡 編集部の節約ヒント ── まずは X だけを対象に最小構成で動かし、安定したら Facebook ページを追加するのが安全です。最初から複数SNSに広げると、どこで問題が起きたか切り分けにくくなります。
次のセクションでは、編集部が実装した全体像を ProcessFlow で示します。
完成形のフロー (ProcessFlow)
RSS 新着 → Make で検知 → 投稿文を整形 → X / Facebook へ自動投稿、までを自動制御
この4ステップはすべて Make.com の標準モジュールだけで組めます。プログラミングは不要で、画面上でモジュールを線でつなぐだけです。
続いて、このフローを実際に作る手順を TimelineSteps で順を追って示します。
セットアップ手順 (TimelineSteps)
サイトURL/feed/ です。取得開始位置を「最新の項目から」にして過去記事の一斉投稿を防ぎます。{{title}} 公開しました → {{link}} #お知らせ のような本文テンプレートを作ります。X の280字を超えないよう要約は短めにします。難易度 easy / 所要約60分 / 必要なもの: Make アカウント・対象サイトのRSS URL・X / Facebook アカウント
ここまでで自動投稿は稼働します。なお X と Facebook の連携には各サービスの利用規約・API ポリシーへの同意が必要です。商用利用の条件は各社の公式規約を必ず確認してください。
次のセクションでは、月にどれくらいのコストがかかるのかを編集部が試算します。
コストと適用規模の試算
Make.com は「オペレーション数」(モジュールが1回動く回数) で課金されます。RSS→SNS のレシピは1記事の投稿で数オペレーションを消費します。
| プラン | 月額目安 | 月間オペレーション | 想定できる更新頻度 (編集部試算) |
|---|---|---|---|
| Free | ¥0 | 1,000 | 1日数本までの更新なら十分 |
| Core | 約 ¥1,500 (年払い換算) | 10,000 | 複数サイト・1日10本超の更新も対応 |
| Pro | 約 ¥3,000 前後 | 10,000+ | 高頻度更新メディア・複数SNS展開 |
※価格は為替やプラン改定で変動するため、最新の正確な金額は必ず公式の料金ページで確認してください。
多くの中小企業・個人事業主は Free プラン (¥0) で開始可能 です。1記事の投稿で消費するオペレーションは限られており、1日数本の更新であれば無料枠に収まる試算です。
💡 編集部の節約ヒント ── 無料枠が足りなくなってきたら、まず「RSS の取得間隔を15分から60分に延ばす」だけでオペレーション消費を大きく減らせます。投稿の即時性をどこまで求めるかで、コストはコントロールできます。
このコスト感なら、SNS 運用に予算をかけられない事業者でも導入のハードルは低いと言えます。
続いて、編集部が実際に詰まりやすいと整理した失敗パターンを共有します。
編集部が整理した失敗パターン
自動化は便利な一方、設計を誤ると「やらかし」が一気に拡散します。導入前に以下を必ず押さえてください。
⚠️ 失敗パターン1: 過去記事の一斉投稿 ── RSS の取得開始位置を「すべて」にすると、過去記事が数十本まとめて投稿されフォロワーのタイムラインを埋め尽くします。**必ず「最新の項目から」**に設定し、初回はテスト投稿で挙動を確認してください。
⚠️ 失敗パターン2: 重複投稿と文字数超過 ── 同じ記事が二重投稿される、X の280字を超えて投稿が失敗する、という事故が起きがちです。投稿文テンプレートは短く保ち、要約は1-2文に絞ります。心配なら投稿済みを記録するデータストアを挟むと確実です。
SNS 側の仕様変更や連携切れも定期的に起こります。月に一度はシナリオの実行ログを確認し、エラーが続いていないかを点検する運用にしておくと安心です。
最後に、このレシピと組み合わせると効果が高い関連自動化を紹介します。
関連する自動化レシピ
RSS→SNS が動き始めたら、情報発信まわりの他の手作業も自動化していくと相乗効果が出ます。編集部が解説した関連レシピを以下にまとめます。
- Make.com で投稿を予約配信する SNS スケジューラー — 自動投稿の時間帯を最適化したい場合に
- WordPress 更新を SNS へ自動連携するレシピ — WordPress 運用者向けの近い構成
- Make.com で問い合わせフォームからリードを自動取り込み — 発信で集めた反応を取りこぼさない受け皿づくりに
これらを段階的に組み合わせれば、「発信 → 反応 → 取り込み」の流れを少人数でも回せるようになります。
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よくある質問
| 質問 | 編集部の回答 |
|---|---|
| プログラミングは必要ですか | 不要です。Make.com は画面上でモジュールをつなぐだけで組めます |
| X と Facebook 以外にも投稿できますか | できます。Make には多数のSNSモジュールがあり、同じ要領で追加可能です |
| 投稿前に内容を確認したい | 可能です。投稿モジュールの前に承認待ちステップ (例: 自分への通知) を挟めます |
| RSS がないサイトでも使えますか | サイト次第ですが、RSS がなければ別トリガー (Webhook 等) への置き換えを検討します |
導入判断に迷う場合は、まず Free プランで X だけの最小構成を1週間試し、効果を体感してから拡張するのが現実的です。
出典・参考情報
- Make.com 公式サイト: https://www.make.com/en
- Make.com 料金ページ: https://www.make.com/en/pricing
- Make.com ヘルプセンター: https://help.make.com/
Mira / AI経営ラボ 編集長
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