業務自動化

ZapierでStripe決済→Slack通知→売上集計を自動化、入金確認を5秒に短縮するレシピ

EC / SaaS / オンラインスクール / サブスク事業 の業務自動化レシピ
業種EC / SaaS / オンラインスクール / サブスク事業
ツールZapier
難易度★☆☆ 易
設定時間約 30 分

「入金、来てるかな」と Stripe のダッシュボードを 1 日に何度も開いていませんか。編集部は Stripe → Zapier → Slack 通知 + スプレッドシート集計 を 30 分で組める手順に整理しました。決済の瞬間にチームへ通知が飛び、売上は自動で積み上がります。

想定読了 7 分 / 設定所要 30 分 / 月額目安 ¥0〜¥2,985

この記事のポイント

編集長の見解: 決済が発生した瞬間にチーム全員が同じ情報を共有できることには、想像以上の価値があります。Stripe のダッシュボードは 1 人が開いて確認するもので、チームでの共有には向きません。Zapier で決済イベントを Slack に流せば、出荷担当も経理も同じタイミングで動けます。さらにスプレッドシートへ自動転記しておけば、月末の集計作業そのものが消えます。最初に組むべき、もっとも費用対効果の高い自動化のひとつです。

このレシピで解決する 3 つの課題

EC やサブスク事業でよく起きる「決済まわりの手作業」を、編集部の取材から整理しました。

よくある困りごと原因このレシピでどうなるか
入金があったか何度も確認する通知が Stripe 画面の中だけ決済の瞬間に Slack へ自動通知
出荷・対応の開始が遅れる担当者が入金に気づかないチーム全員が同時に把握
月末の売上集計に時間がかかる明細を手で転記しているスプレッドシートへ自動で積算

決済通知と集計を 1 本の自動化で同時に解決できるのが、このレシピの狙いです。

全体の流れ — Stripe から Slack とスプレッドシートへ

まず完成イメージを把握しましょう。決済が 1 件発生するたびに、通知と記録が同時に走ります。

決済から通知・集計までの自動フロー
💳
01
Stripe で決済発生
顧客が商品やサブスクを購入
02
Zapier が検知
New Charge トリガーが起動
💬
03
Slack へ通知
金額・顧客名を指定チャンネルへ
📊
04
スプレッドシートへ記録
日付・金額・顧客を 1 行追加

Stripe の決済イベントを起点に、Slack 通知とスプレッドシート集計が並行して走ります。

1 つの Zap (Zapier の自動化単位) に「Slack 通知」と「スプレッドシート追記」の 2 つの動作を連結する構成です。次のセクションで、実際の設定手順を順番に追います。

設定手順 — 30 分で完成させる

ノーコード (プログラミング不要) で組めます。Zapier の管理画面で、上から順に設定していきましょう。

Zapier セットアップ手順 (所要約30分)
STEP 1
Zapier に登録しアプリを連携
Zapier にサインアップし、Stripe・Slack・Google スプレッドシートの 3 つのアカウントを接続します。
STEP 2
トリガーを Stripe の「New Charge」に設定
決済が成立したときに起動するよう、Stripe を Trigger アプリに選びます。
STEP 3
1 つ目のアクション: Slack 通知
通知先チャンネルを選び、メッセージに金額・顧客メールを差し込みます。
STEP 4
2 つ目のアクション: スプレッドシート追記
Google スプレッドシートに「日付・金額・顧客」の行を自動追加します。
STEP 5
テスト送信して公開
テストデータで通知と記録を確認し、問題なければ Zap を ON にします。

アカウント連携さえ済めば、残りは画面の指示に沿って進むだけです。

編集部のヒント 💡: Stripe のテストモードで決済を 1 件作ると、本番に影響を与えずに動作確認ができます。テスト用 API キーを使い、通知文言の差し込みが正しいか先に確かめておくと安心です。

設定が終われば、あとは決済が来るたびに自動で動きます。続いて、気になる料金を整理します。

料金 — 多くの個人事業主は無料で始められる

3 つのツールはいずれも無料プランがあり、取引件数が少ないうちは費用ゼロで運用できます。

ツール無料プラン有料の目安編集部の評価
Zapier月100タスクまで・単段階Professional 月$29.99〜 (複数動作可)2動作なら有料推奨
Slackあり (履歴に制限)Pro 月¥1,050/人〜通知用途は無料で十分
Google スプレッドシートあり (実質無制限)無料で問題なし
Stripe初期費用なし決済額の3.6%〜 (国内カード)既存利用が前提

編集部の注意 ⚠️: 今回のレシピは 1 つの Zap で「Slack 通知」と「スプレッドシート追記」の 2 動作を行います。これは複数ステップの自動化にあたるため、Zapier の無料プランでは動かせません。2 動作を同時に使う場合は有料プラン (Professional) が必要です。通知だけなら無料プランの単段階自動化でも組めます。

失敗パターン ❌: 月末のサブスク更新が多い事業では、決済のたびに通知が連投され Slack が埋もれがちです。「1 万円以上のみ通知」などフィルター (Zapier の Filter 機能) を 1 つ挟むと、見るべき通知だけが残ります。最初から全件通知にすると、かえって誰も見なくなります。

料金を踏まえると、まずは通知だけ無料で試し、効果を感じたら集計まで広げる進め方が堅実です。

導入前後で何が変わるか

編集部のシミュレーションで、運用イメージを整理しました。

導入前
  • Stripe 画面を1日に何度も確認
  • 入金把握が担当者任せでバラつく
  • 月末に明細を手で集計 (数時間)
導入後
  • 決済の瞬間に Slack へ自動通知
  • チーム全員が同時に把握
  • 売上はスプレッドシートに自動集計

確認作業と集計がなくなることで、編集部の試算では月 3〜5 時間の削減が見込めます。経営者目線では「いま、いくら売れているか」を Slack を見るだけで把握できるのが最大の利点です。

このレシピを起点に、決済まわりの自動化を広げていく道筋を最後に示します。

さらに広げる — 関連レシピ

通知と集計の次は、顧客管理や会計連携への展開が定番です。編集部の関連記事もあわせてご覧ください。

よくある質問

質問回答
プログラミングの知識は必要ですか不要です。すべて画面操作だけで設定できます。
無料のままでも使えますか通知だけなら無料で可能です。集計まで含めると有料プランが必要です。
導入にどのくらいかかりますかアカウント連携を含めて約30分が目安です。

出典・参考情報


Mira / AI経営ラボ 編集長

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